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ティール組織×DAOモデルを活用した、柔軟で強いチームづくり
私たちは、業務委託メンバーを中心にフルリモートで活動するチーム です。プロジェクト単位で動くため、従来の組織のようにトップダウンの管理体制を取るのではなく、メンバーが主体的に判断し、最大限の力を発揮できる環境をつくること を目指しています。
そのために、ティール組織 と DAO(分散型自律組織) の考え方を取り入れ、個々の専門性を活かしながら、チームとしての成果を最大化する運営モデル を採用しています。
ティール組織とは?
ティール組織は、指示や管理に依存せず、メンバーが自主的に動きながら進化し続ける組織の形 を指します。
ティール組織の特徴
1.自己組織化
→ メンバーが最適な判断を下し、必要なことを自律的に進める
2.ホールネス(個を尊重する働き方)
→ 仕事と個人の価値観を統一し、それぞれが持つ強みを最大限に発揮する
3.進化する目的
→ 固定化された目標ではなく、チーム全体で適応しながら成長する
DAO(分散型自律組織)とは?
DAO(Decentralized Autonomous Organization)は、フラットで分散的な組織運営の形 です。組織の意思決定を特定の管理者に依存せず、メンバーが協力しながら透明性のある形で運営 していきます。
DAOの特徴
1.中央管理者がいない
→ 指示系統に頼らず、メンバーが自律的に業務を推進
2.透明性のある組織運営
→ 情報やプロジェクトの進捗がすべてのメンバーに共有される
3.貢献ベースの評価
→ 肩書きや役職ではなく、提供した価値に応じて評価される
私たちのチームに合う「ティール×DAO」型の組織運営
ティール組織やDAOの考え方をそのまま適用するのではなく、私たちの働き方にフィットする形で活用 しています。
✅ 情報の透明性を高め、意思決定を分散する
• 代表だけが判断するのではなく、メンバーが自律的に動ける環境を整える
• 案件の進捗やナレッジを共有し、関わるメンバー全員が状況を把握できるようにする
✅ 柔軟な役割と貢献の仕組みを作る
• プロジェクトごとに最適なチームを形成し、各メンバーの得意領域を最大限に活かす
• 専門性を活かしたコラボレーションを促進し、チーム全体の成長につなげる
✅ 共創と挑戦を大切にする
• 指示待ちではなく、メンバー自身が主体的にアイデアを出し、共創できる環境を作る
• 「こうしたらもっと良くなる」という視点を大切にし、提案や改善がしやすい文化を醸成する
具体的な運営施策
私たちは、情報共有をスムーズにし、意思決定を効率化するために、Google WorkspaceとSlackを活用しています。
① 情報の透明性を高める仕組み
• Slackの「#ナレッジ共有」チャンネルで学びや事例をオープンに共有
• Google Drive に「ナレッジデータベース」を作成し、案件情報・テンプレートを蓄積
• Google Docs / Sheets でプロジェクトの進捗管理を行い、全員がアクセスできる状態にする
② メンバーの得意領域・スキルを可視化
• 「#メンバーの得意領域」チャンネルを活用し、スキル情報を共有
• Google Sheets でスキルマップを作成し、得意領域を可視化
③ 貢献ベースの評価を試験導入
• ナレッジ共有やチーム貢献を評価する仕組みを導入
• Slackの投稿内容や、Google Docs に記録されたアイデアをもとに、定期的に振り返り
💡 なお、これらの運営施策はあくまで現時点での一例であり、チームの成長や状況に応じて柔軟に進化させていきます。
まとめ
ティール組織・DAOモデルは、「自由に働きながら、成果を最大化する」 ための考え方です。
✅ Slack+Google Workspaceを活用し、情報の透明性を高める
✅ メンバーが自律的に判断し、得意な領域で貢献できる環境を作る
✅ 組織を管理するのではなく、共創の仕組みを整え、自然に成長する組織を目指す
この考え方に共感いただける方や、同じような組織運営を模索している方がいれば、ぜひご意見をお聞かせください!