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#10 オンライン日本語レッスンのおぼえ書き :手作りの漢字ブックと、Jくんと。

もう2年前になりますが、italkiが新規登録者のみに3回のトライアルレッスンを無料で提供していたキャンペーンがありました。
生徒は無料ですが、先生たちにはトライアルレッスン料として5ドル入っていたのを記憶しています。

その時に、トライアルレッスンを予約してくれたJくん。
彼は当時ペルーに住む高校生でした。

日本のアニメが大好きで、でも自分のお小遣いでは日本語の教科書を買う余裕がなくて、YouTubeで日本語を勉強したり、YouTubeかインターネットかどちらかで見て自分で作った漢字ブックを見せてくれました。

彼との初めてのレッスンが始まった時、大好きな日本語と、初めて言葉を交わす日本人(私・・・中年の日本人。笑)に胸がいっぱいの様子で、目をキラキラさせて右手を胸に当ててました。

丁寧に丁寧に、彼が工夫しながら日本語を勉強していたのが伝わってきて、胸がぎゅうぅぅぅっと掴まれそうでした。

しかし、当時の私は会話専門のコミュニティチューターで、まだ日本語の文法を勉強する前でもあったし、文法を教える経験も知識もなく彼が質問する文法の言葉を知らなかった私は

え、「ru-verb」「u-verb」「irregular verb」ってなんなの?
と、私の頭の上にたくさん「ハテナ」がぷかぷかと浮かんでいました。


話は戻り、Jくんはトライアルレッスンを受けた後、2回ほどお小遣いから30分のレッスンを受けてくれました。

今、どうしているんだろう。まだ日本語をどこかで勉強しているといいな。

あの時ほど彼の「知りたい」に寄り添えなかった自分がとても悔しかったのを覚えています。

そこから、日本語の教科書を買い始めたり、次の年には日本語教育能力検定試験を受験したり、そしてその翌年である2022年はメンターを見つけてそこでも学びました。

今日のnoteをかきながら思ったのですが、私は「寄り添い」たいのだな、と。そういうのもあって、私は教師というよりも一緒に伴走するサポーターのような存在でありたいな、と思っています。

最近、始めたこと。
それは生徒さんたちがよく使っている"Anki" で英語学習で使い始めたことです。
"Anki”は今まで散々聞いてきたのですが、試したことがなかったんです。どちらかというとレッスンでも使うQuizlet派でした。だって、iPhoneだとアプリで4,000円。ちょっと試す感覚ではなかった、のですが、web版で使っています。
買ったままずっと放置していたDuo 3.0をAnkiとの掛け合わせで使っています。

単語帳で勉強するので続いた試しがないのですが、生徒さんたちはよく使っているんですよね。単語帳を。私が試さないわけにはいかない!笑

そして、やり始めたらいろんな発見があって楽しい。

自分なりの語学学習を見直してみて、何か生徒さんたちへ還元できたらいいなぁと思っている私でした。
よく、セルフスタディどうしたらいいですか?って聞かれるので・・・今年は、そこも研究したい。日本語を勉強しているYouTuberたちの動画を、自分の英語学習の1つとしてもみています^^ 


今日のnoteのお供はこちらのplay list。今日も、韓国人YouTuberさんのチャンネルにおせわになりました。
今日も30分と少しで、ノンストップで書きました。タイマーもかけてないのに、昨日と一昨日と同じくらいの時間。まるで体の中にタイマーが仕込まれてるみたい。

ではでは!





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