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点と点がつながるとき

11月から週に1回レッスンを受けてくれているDちゃん。

現在10さいです。

初回のレッスンは事前情報が全くなかったため、サバイバルな内容になりましたが、それ以降も週1回のペースで続けてくれています。

日本語は全然違う…」と、彼女はいつも母語や第二言語の英語と比較して言いますが、特に文字の多さに驚いているようです。

ひらがなの量に圧倒され、「え…まだあるの…」とびっくりしていました。それでも、日本語を勉強しているクラスメイトからひらがなのアプリを教えてもらったり、日本語のYouTubeを見たりしていると教えてくれるので、とても嬉しい気持ちになります。

最近では、ひらがなを少しずつ覚え始め、簡単な文章を読むこともできるようになりそうです。Dちゃん自身も自信がついてきた様子で、私も嬉しい限りです。

また、今月からはレッスンの始めにスモールトークを取り入れるため、天気に関係する単語を学んでいます。昨日のレッスンでも、天気の質問をした後にDちゃんがこう言いました。

「ちょっと見せたいものがあるの…!これを見つけて…」(この会話は英語です)

見せてくれたのは、日本語の先生が作ったYouTubeコンテンツで、雪に関する表現を紹介しているものでした。ちょうど日本全国で寒波が到来していたので、タイムリーな内容だったのでしょう。

Dちゃんは、レッスンで習った「ゆき」という言葉とYouTubeの動画が結びついたことに、とても嬉しそうでした。

この感覚、私もよく分かります。レッスンや本で学んだこととどこかで再会し、それが点と点として繋がる瞬間。


これが繰り返されることで短期記憶から長期記憶へと移動していくのを感じると、言語を学ぶ楽しさを改めて実感します。

レッスン中も、Dちゃんは「YouTubeで見たんだけど忘れちゃった。〇〇は日本語で何ていうの?」「あ!そうそう、それ!」と質問してくれます。彼女の「知りたい」という気持ちに寄り添うことは、私にとっても大きな楽しみです。

昨日のレッスンでは、オノマトペについても質問がありました。そこで一つクイズを出してみました。

私:「ふわふわは何ていう意味だと思う?」
Dちゃん:「うーん、分からないけど、英語だったらfluffyのような気がする。」
私:「そうそう!正解!!」

彼女の反応に私も笑顔に。ひらがなやカタカナの練習と一緒にオノマトペを取り入れるのも楽しそうだと感じた瞬間でした。




現在、noteを書くハードルを低く低くしています。日本語レッスンを通してのメモや、生徒さんたちとのやりとり、気づきを日記のように、ゆるく綴っていこうと思っています。

今日、このnoteを書きながら聞いた音楽はこちら。

30分くらいで書こうと決めて、音楽をタイマーがわりに。
このアイディア、シンプルながら今までなぜしなかったんだろう。と言うわけで、次からもこの方法でやってみます!


ではでは!





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hiro| KOTOBASHIYA
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