その微笑は闇への誘いか【悪魔嬢】
制圧などをしたい場合のデッキはいくらでもあるので、テーマのエースを出したり、テーマの特色を生かした構築を目指しています。
テーマの概要
【悪魔嬢】はBATTLE OF CHAOS(2021.10.16)でカテゴリ化された「悪魔嬢」と名のついたモンスター群であり、属するモンスターは全てレベル3・闇属性・悪魔族で統一されています。
また、「悪魔嬢」モンスターはいずれも攻撃力・守備力の合計が2000であり、罠カードに関する効果を持ちます。
原作・アニメ・ストーリーでの登場
なし
収録弾
ストラクチャーデッキR-デビルズ・ゲート-(2018.8.6)
ETERNITY CODE(2020.1.11)
BATTLE OF CHAOS(2021.10.16)
ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-(2022.8.6)
PREMIUM PACK 2023(2022.12.17)
VJ2022年5月号同梱(2022.3.19)
カード紹介
・テーマカード
「悪魔嬢」モンスターは効果で2種類に分けられます。
〈悪魔嬢リリス〉〈悪魔嬢マリス〉はモンスターをリリースして通常罠カードをセットする効果を持ちます。
〈悪魔嬢アリス〉〈悪魔嬢ロリス〉はドローやサーチ、蘇生などによりリソース回復を行う効果を持ちます。
・相性のいいカード
コストを相手に押しつけるカードです。あまり好きではないです。でも【悪魔嬢】とは相性いいものね。仕方ないです。
また、②の効果は名称ターン1のない効果なので、〈メタバース〉などで張り直すことでもう一度効果を適用できるようになります。
【ラビュリンス】
悪魔族・テーマ外の通常罠をサーチできるなどの点でシナジーがあります。気を抜くとデッキがラビュリンスに飲み込まれます。気をつけましょう。
長所/短所
・長所
・あらゆる場所から通常罠カードを持ってくることができる。
・後発組の効果によりリソース回復能力がかなり高い。
・効果の対象が「通常罠カード」なので様々な通常罠を採用できる。
・短所
・無から何かを生み出せるカードはない。
・モンスター単体では妨害・除去を行えない。
基本展開
長期戦になった場合のリソース回復が得意なので、序盤で耐えつつ展開できるテーマと採用することになります。「悪魔嬢」モンスターはそれぞれが単体で動くので決まった展開などはありません。
デッキ紹介
【ラビュリンス】と組み合わせました。当初の予定ではデスガイドと彼岸を用いたテクニカルなデッキを考えていたのですが、扱いきれませんでした。
姫や白銀姫を入れると、とても強くなりますが、【ラビュリンス】デッキにしか見えなくなるので入れていません。
基本展開に書いているとおり、【悪魔嬢】モンスターは長期戦になった場合のリソース回復要員なので、基本的には【ラビュリンス】中心で動くことになります。
〈闇黒世界ーシャドウ・ディストピア〉を活用するためにリリースする効果を持つ通常罠を多めに入れています。
最後に
闇の中で微笑む妖艶な小悪魔たち。彼女らは巧みに相手の動きを封じ込める策略家。暗黒の舞台に立つ彼女らの魅惑の演技に惑わされることなかれ。