これは運命、故に正位置【アルカナフォース】
制圧などをしたい場合のデッキはいくらでもあるので、テーマのエースを出したり、テーマの特色を生かした構築を目指しています。
テーマの概要
【アルカナフォース】はコイントスに関する効果を駆使して戦うギャンブル寄りのコントロール系のテーマです。
元はギャンブル系のテーマでしたが、専用サポートカードの追加により、安定感が増したため、様々な耐性・妨害効果を駆使した戦法を取る事ができます。
原作・アニメでの登場
アニメ遊戯王GXにおいて斎王琢磨が使用する。
遊戯王GX第100話「究極のアルカナ「ザ・ワールド」」~
第104話 「勝利の行方は?! 十代vs斎王」
収録弾
LIMITED EDITION 10 - CHAOS BLACK -(2007.8.21)
LIGHT OF DESTRUCTION (2008.2.23)
DUELIST EDITION Volume 2(2012.5.12)
デュエルターミナル 「オメガの裁き!!」(2010.12.1)
アニメーション クロニクル 2023(2023.6.10)
SUPREME DARKNESS(2024.10.26)
カード紹介
・テーマカード
・モンスター
メインデッキの「アルカナフォース」モンスターは召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に、EXデッキの「アルカナフォース」モンスターは特殊召喚した場合にコイントスを行い、効果を得る。または効果を適用し、ほとんどの「アルカナフォース」モンスターは、コイントスが表の時にメリット効果、裏の時にデメリット効果を発動します。
下記のモンスターはコイントス以外の効果も持ちます。
・魔法
「アルカナ」魔法カードはいずれも〈光の結界〉に関する効果を持つカードです。
・罠
コイントスで得た効果を変えるカードです。
罠カードゆえの遅さはネックですが、罠カードであるため相手ターンでも発動出来る奇襲性もあります。
〈アルカナコール〉は〈アルカナフォースⅠ-THE MAGICIAN〉を除外して攻撃力倍加効果を付与することが多いです。
・相性のいいカード
・コイントスに関する効果を持つカード
〈アルカナフォースⅩⅨ-THE SUN〉及び〈アルカナフォースEX-THE CHAOS RULER〉はサーチ先の指定が”コイントスに関する効果を持つカード”であり、テーマ外のカードもサーチできます。
長所・短所
・長所
・何よりもターンスキップ効果が強い。
・ギャンブル効果だったから許された効果を比較的、安定して使うことができる。
・短所
・〈光の結界〉にアクセスできなければギャンブルデッキになる。
・除去効果を持つカードはあるものの、全破壊する効果ばかりなので、小回りが効くカードがない。
基本展開
基本的には〈光の結界〉にアクセスできるカードと「アルカナフォース」モンスターにアクセスできるカードの2枚初動が多いですが、〈光の波動〉は1枚初動になるカードです。
〈光の波動〉から〈アルカナフォースXXⅠ-THE WORLD〉
(ターンスキップ)
(以下、展開中の「アルカナフォース」モンスターの『アルカナフォース + 数字』を省略します)
〈光の波動〉の③の効果で手札を1枚捨て、デッキから〈THE DEVIL〉と〈THE SUN〉を手札に加える。
〈THE DEVIL〉を手札から捨て、デッキから〈光の結界〉を手札に加えて発動する。
自分の場にコイントスを行う効果を持つカードが存在するので、手札から〈THE SUN〉を特殊召喚する。
〈THE SUN〉の特殊召喚時の効果でコイントスを行うが、〈光の結界〉が存在するので、表の効果を選び、デッキから〈アルカナリーディング〉をセットする。
手札の〈アルカナリーディング〉を発動し、表の効果を選んでデッキから〈THE HIEROPHANT〉を手札に加える。
墓地の〈アルカナリーディング〉を除外し、手札から〈THE HIEROPHANT〉を召喚する。
〈THE HIEROPHANT〉の召喚時の効果は裏の効果を選び、デッキから〈THE WORLD〉を相手の場に特殊召喚する。
自分・相手の場の〈THE SUN〉〈THE HIEROPHANT〉〈THE WORLD〉を墓地へ送り。EXデッキから〈THE CHAOS RULER〉を特殊召喚する。
〈THE CHAOS RULER〉の特殊召喚時の効果は裏の効果を選び、デッキから〈アルカナスプレッド〉を手札に加える。
手札の〈アルカナスプレッド〉を発動し、裏の効果を選んで墓地の〈THE WORLD〉を自分の場に特殊召喚する。
〈THE WORLD〉の特殊召喚時の効果は表の効果を選び、エンドフェイズに場の〈THE WORLD〉〈THE CHAOS RULER〉を墓地へ送り、相手のターンをスキップする。
デッキ紹介
三戦の号は〈アルカナフォースⅤ-THE HIEROPHANT〉で相手に送りつけたモンスターの効果をトリガーに発動できます。
〈アルカナフォースXXⅠ-THE WORLD〉のエンドフェイズのリリースコストにできる〈フォトン・サンクチュアリ〉または「アルカナ」魔法罠を手札に加えましょう。
〈アルカナフォースXXⅠ-THE WORLD〉
もう一度自分ターンになる。
小技
〈マジェスティ・ヒュペリオン〉
天使族の戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを相手にも与える。
〈アルカナフォース0-THE FOOL〉
戦闘で破壊されず、攻撃力が0
戦闘破壊されないので〈マジェスティ・ヒュペリオン〉が存在する限り、何度でもダメージ共有で相手のLPを減らすことができます。
〈マジェスティ・ヒュペリオン〉の出し方
〈代行者の近衛ムーン〉の効果でデッキから〈マジェスティ・ヒュペリオン〉を墓地へ送り、〈代行者の近衛ムーン〉の効果で自身をリリースし、相手の場のカード1枚を破壊。墓地の〈代行者の近衛ムーン〉を除外し、墓地から〈マジェスティ・ヒュペリオン〉を特殊召喚する。
(〈代行者の近衛ムーン〉の破壊効果は使わなくても場から直接除外することもできます。)