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【じーじのもろもろ】岸田さんの施政方針演説は話題にならず⁉

こころはZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

さて、通常国会が開幕し、岸田さんが施政方針演説をしましたが、全く話題になりませんでしたねえ。

上記👆URLには動画も準備してありますので44分間の演説を聞いてみてはいかがでしょうか?<退屈ですけどね>

でもね、自分で考えた(と思われる)フレーズのところは、いいんですよ。

 先日の欧州・北米訪問の際、ある首脳から、「なぜ日本では、議会のことを、英語でparliamentではなく、Dietと呼ぶのか」と問われました。確かに、ほとんどの国は、議会を英語でparliamentと呼ぶようです。調べてみたところ、Dietの語源は、「集まる日」という意味を持つラテン語でした。
 国民の負託を受けた我々議員が、まさに、本日、この議場に集まり、国会での議論がスタートいたします。
 政治とは、慎重な議論と検討を積み重ね、その上に決断し、その決断について、国会の場に集まった国民の代表が議論をし、最終的に実行に移す、そうした営みです。 
 私は、多くの皆様の御協力の下、様々な議論を通じて、慎重の上にも慎重を期して検討し、それに基づいて決断した政府の方針や、決断を形にした予算案・法律案について、この国会の場において、国民の前で正々堂々議論をし、実行に移してまいります。
 「検討」も「決断」も、そして「議論」も、全て重要であり必要です。それらに等しく全力で取り組むことで、信頼と共感の政治を本年も進めてまいります。

岸田首相の所信表明演説より引用

でも突っ込みどころも満載ですけどね。

「先送りすることを決断」したり「再検討を決断」したり、「議論することを決断」したり、「国民への説明を端折ることを決断」したり、「本音を隠すことを決断」したりする際の「決断」は用法を間違っています。それらは単に「決定」したにすぎません。

何故ならトップの決断は重く、トップが決断したならみんな一丸になって必ず勝たなくてはいけないからです。その重みを感じないのは何故なんでしょうか?

それでも次のフレーズはいいですね。じーじも全く同じ認識です。

 近代日本にとって、大きな時代の転換点は二回ありました。
 明治維新と、その七十七年後の大戦の終戦です。そして、奇しくもそれから七十七年が経った今、我々は再び歴史の分岐点に立っています。

岸田首相の所信表明演説より引用

施政方針演説のお題目だけ並べてみますね。
1.はじめに
2.歴史の転換点
3.防衛力の抜本的強化
4.新しい資本主義
 (1)総論
 (2)物価高対策
 (3)構造的な賃上げ
 (4)投資と改革
   ・GX(グリーントランスフォーメーション)
   ・DX(デジタルトランスフォーメーション)
   ・イノベーション
   ・スタートアップ
   ・資産所得倍増プラン
5.こども・子育て政策
6.包摂的な経済社会づくり
  ●女性
  ●若者
  ●孤独・孤立対策
  ●地方再生
7.災害対応・復興支援
8.新型コロナ
9.外交・安全保障
10.憲法改正
11.政治の信頼
12.おわりに

こうやって項目を並べたら「新しい資本主義」と「包摂な経済社会づくり」が、岸田政権の目指す日本の未来像の目玉なんだということは分かりますね。ただ、側近にまとめさせたのが見え見えなんですよね。

こんなに盛沢山のいいことばかりの「します、やります」のオンパレード、いくら美辞麗句を並べても「それはどうやって」のHowなき、また、痛みなき変革などありえないとじーじは思うのですが、どうなのでしょうか?

小泉さんの所信表明👆に比べたら何を目指しているのかが、ぼんやりして、満遍なく政策を並べただけの演説のような気がしますねえ。

今週末の「じーじは見た!」では、岸田さんの新しい資本主義の項目の一つになっている「スタートアップ」を取り上げてみたいと思います。
週末も是非読みに来てくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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