医療機関の働き方改革は大事!
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
4月1日に入院して5月9日に退院して虎の門病院にひと月以上お世話になりました。
じーじが入院していた病棟は、消化器外科の手術を受けたような方が入院されている病棟でしたので、多くの患者さんが体の中から管が出ているドレンをぶら下げて点滴棒を引きずりながら、回復のために廊下を歩いておらるような病棟でした。
じーじも3週間ほどドレンを二つぶら下げて歩いていました。
外科手術ができて入院病棟があるような大病院があるのでじーじも回復することができました。
さて、そんな大病院の勤務医さんの激務を緩和する「医師の働き方改革」の新制度が令和6年4月から始まりました。
トラックドライバー不足が話題になっていますが、実は、医師の残業時間にも一定の歯止めが掛かるようになり医師不足も問題視すべきなのですが、物流問題しかマスコミは話題にしませんよね。
そこを話題にされると医師会も困るのでしょうね。
今の通常国会で裏金問題は話題にしても医療改革は話題になりません。
じーじは入院した時点で、お腹の中の炎症値が高く、白血球の値も腎臓を始めとした内臓の機能値も低下していて大変な状況でしたが、主治医の先生が病室まで来てくれて「じーじさん、大丈夫だからね。必ず治るからね。」と励ましてくれたので、気持ちがポジティブになりました。
医師というのは大変な職業だと思いますが、患者にとっては希望の光でもあります。
外科の先生には手術があり、大手術になれば10時間を超えるような手術もあるのでそれに耐える体力・気力も必要で、大変です。
よくテレビで話題になる救急救命医のように長時間労働が当り前の職場もあり、これから多死社会を迎える日本にとっては、医療機関を持続可能にしていくことはとても大切なことだと、入院して改めて思いました。
じーじが緊急入院した時の状態で病院をたらいまわしにされていたら多臓器不全でお陀仏さんだったかも分からないので、医療機関の持続可能性を高めて適切な病院で患者が受け入れてもらえるようにしていくことは、日本にとってとても重要な課題だと思うのです。
実は、医師だけでなくて看護師さんも働き方改革が進んでいます。
虎の門病院は、従来の3交代制(日勤・準夜勤・夜勤)ではなく、2交代制(日勤・夜勤)に2年前から変わったと看護師さんに教えてもらいました。
3交代制というのは、例えば、日勤(8:00~16:30)、準夜勤(16:00~24:30)、夜勤(24:00~8:30)という3交代で、看護師さんにとっては負担のかかる勤務シフトでした。
2交代制は、日勤務(8:00~16:30)、夜勤(16:15~8:15)といった夜勤の労働時間が長い勤務シフトです。
虎の門病院の看護師に聞いてみると全員が2交代制賛成派で、夜勤の長時間労働明けには連休が基本で、2交代制は休みが取りやすいということでとても好評でした。
日本の厚労省が労働基準法の運用を頑固に1日8時間×5日=40時間/週を基本とする考えに固執して、16時間/日の勤務を認めてこなかったので、看護師に好評な2交代制が取れなかったのでしょうね。
労働者不足が現実になってきた人手不足が法令の運用を柔軟にしたのでしょうね。
じーじがハワイにいた時にゴルフ場のオペレーションを委託した会社の社長さんの息子は、オアフ島の病院で看護師をしていたのですが、10年以上前のことですが、10時間/日×4日=40時間/週の週休3日制でした。
12時間/日×3日=36時間/週の週休4日制もあるとのことでしたので、当時は働き方改革を前提にした米国と頑固に戦後すぐに出来た労働基準法を変えさせない日本という構図で、失われた30年を象徴するような法の運用でした。
人口減少社会の日本にとって「医療」は最後の砦です。
本気で医師や看護師さんの働き方改革を考えていかないと、町医者だけが医師会の力で楽をして、勤務医だけに負担を押し付けている社会では暗い未来が待っているだけなような気がした次第です。
※明日からは、入院前に準備していた「下書き」があるので、それを投稿していきますね。小難しいじーじのお話にお付き合いください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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