【じーじのボヤキ】 後編:じーじの「気候変動問題の盲点」は難しすぎるのよ⁉
(ばーば)せっかくいいこと書いてもじーじのは難しすぎるのよ。ちょっと難しいことを書かれたら読む気しない。
(じーじ)そんなに難しいかなあ?
(孫)じーじのは難しいってママも言ってた。
という訳で、「難しい、難しい」と不評な「気候変動問題の盲点」シリーズのポイントになる「残余カーボン予算」という考え方(前編)と「炭素循環」の話(後編)をできるだけ分かり易く解説してみました。
今回は後編の「炭素循環」のお話です。
じーじの評判の悪かったnote👇がこれ。
このnote👆で紹介したのが炭素循環です。
これは、※IPCCの第4次評価報告書で紹介された炭素循環の内容を図にしたものですが、ばーばに言わせると何のことかさっぱり分からんということなので、嚙み砕いて説明していきますね。
大気中も含めて地球上には、次のとおり炭素が存在しています。
海洋中の炭素: 38.0兆トン
地中・植物中: 2.3兆トン
化石燃料中 : 3.5兆トン
大気中 : 0.8兆トン
合計 : 44.6兆トン ・・・ 二酸化炭素換算なら163.5兆トン
これだけの炭素が地球上にあり、これが循環しています。
産業革命以降、私たちは化石燃料を燃やして電力や動力を得て経済発展してきましたが、そのせいで炭素循環において大気中への炭素排出が増加しつづけてきました。
その結果、グラフにするとホッケースティックのような👇二酸化炭素濃度の上昇に繋がっているという考え方を説明するための図だったのです。
人為活動によって64億トンの炭素を大気中に毎年放出しているのを地中と植物で-10億トン吸収して、海洋で-22億トン吸収しています。
その結果、差し引き32億トンを大気中に放出し蓄積してしまっているのです。
64 - 10 - 22 = 32億トンの炭素排出増加
これは、1990年代の地球上の炭素循環なので、中国が発展した現在では化石燃料の燃焼による炭素排出が64億トンから約90億トンに増えています。
この90億トン(二酸化炭素換算で335億トン)の炭素排出を再エネを主力電源化して減らしていこうという流れはできてきました。
しかし、森林減少によって大気中に排出されている炭素の増加は、盲点になっていて注目されていません。「世間が注目していないのはあかんよ」と訴えたのがじーじのnote「気候変動問題の盲点」だったのです。
(じーじ)地球上に何本の木が生えているか知ってる?
(孫)知らない。
(じーじ)3兆400億本なんだよ。ばーばは、知ってるよね?じーじのnoteに書いてあったでしょ。
(ばーば)覚えてない。 今日のもやっぱり難しいわ!
(じーじ)えー、それはないやろ(ボヤキ締め)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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