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アンガーマネジメントってなに

怒りの自己管理的なことだろうけど、
結局のところ「怒り」って感情は、
誰か受け手が居て、そこに対する影響が自分に返ってくる現象を経験するための手段だと思うので、

普通ならここで怒りが登場するんだろうけど、こういう風に流したらどうなる?
ってやってみるのが楽しい、という出来事があった話。

先日、配達ボックスに入れました、と知らせるお届け不在票がポストに。
しかし開けるための暗証番号も、どのボックスにいれたかの番号表記もなかった。

なんだなんだ、事件だなこれは・・などと思いながら
適当に簡単な番号を回してみるが当然開かないしそもそも試しているボックスに入っているかどうかも分からない。
万が一、どこかから見ていたご近所さんに通報されてしまったら、
この行動を説明できる一貫性がなくて悲しい気持ちになりそうだ。

仕方なく諦めて、もう遅い時間なので翌朝、担当ドライバーさんに電話。

ハッとしたような、またやってしまった!感がする声色だったのに
即答された4桁の暗証番号が逆に信頼できる(どの配達ボックスにも同じ番号使ってるんだろうな)という謎の感情を味わいつつ、
試してみたところ 開かない。


なんだよ!開かないじゃねーかよっ!(笑)

じゃあ、あの即答は何だったんだ!紛らわしい・・
・毎回ちゃんと違う番号を設定している
・何通りかあるうちから咄嗟に適当なやつを答えた
・いつもの番号で設定したはずだが、手元が狂った
等々・・が、かんがえられるねコナン君

にしても、届いて二日経って宅配物が手元にないというこの事実。
中身はこの猛暑でも何の問題もないのがまた、
状況を純粋に楽しむために一役買っていた。


管理会社に電話・・繋がらない(その日は定休日)

仕方ないのでもう一度配達員さんに連絡しようかと思ったが、

同じ人じゃないと分からないだろうし、おそらく繋がったとしても完全に彼の記憶の彼方だろう、
この暑さのせいだ。

間違った暗証番号を聞いたとき、電話を切る前にちゃんと
「いつも暑い中ありがとうございます」と伝えられて良かった、と思った。

翌日、宅配完了通知メールから3日目

管理会社と連絡がついた。
この声知ってる、何度かやり取りしたことがある仕事の出来る社員さんだ。

私「お忙しいところ恐縮ですがかくかくしかじか・・」

管「あぁ、そうですかなるほどわかりました、ちなみにどのボックスですか?」

私「それもわからないみたいで」

管「え・・そ、そうですか・・」

明らかにめんどくさそう。まぁ、そうだよなw

管「明日までには伺って、新たな番号をポストに入れておきますね」

さすが~仕事出来るひと~♪

翌日、暗証番号とボックス№が書かれた名刺が入っており、無事に荷物確保。

いやぁ、この猛暑のなかでそれぞれ皆様お仕事、本当にお疲れ様でございます。

宅配ボックスを開けて、配達物をみた管理会社の仕事出来る社員さん、

(なんだよUNIQLOかよ!)って思っただろうな!

今回の出来事、私が怒る(怒ってもいい)タイミングがあったのは知ってた。

あー、今たぶん、怒るところだよな、と。

でも、その怒りをぶつける受け手が、この暑い中、記憶喪失になりながら配達してくれた宅配業者さんで、そこに怒ったとしても私には何の利益もなく、怒ったぞ!と表明したところで手元にUNIQLOが現れるわけでもなく、

いま怒ることで自分に返ってくる経験は、必要ないと判断したんだと思う。

ちょっとしたことだけど

一般論や、世間体、~こうするべき、っていう価値観から怒りをあらわすのではなくて、

自分の感覚を信じて、この経験を必要としているかちゃんと考えてみてから怒る、のがうまく流していくコツだと思った。

まぁ、許せる範囲内の出来事に限るけども・・

怒りたいから怒った!っていうときは、もちろんあってもいいと思いますよ。人間だし、感情の波だってその後落ち着いてからくる凪だって、体験するために生きているから。














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