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読まれるnoteのタイトルの特徴をChatGPTに教えて一緒に攻めのタイトルを考えてもらった話

noteの記事はタイトルが重要。タイトルが魅力的ならまずは読み始めてもらえる可能性が高くなります。特に、有料記事の場合、購入してもらえるかを決めるのはタイトルと言っても過言ではないはず。もちろん、記事の内容が重要なのは大前提ですが、タイトルが魅力的でなければ目に留まることもなく、記事が読まれることもありません。

良いタイトルのポイントって何なんだろう?と考えていたところ、とよくnote記事を読ませていただいていたライターの中村昌弘さんの記事が目に留まりました。中村さんはオンラインコミュニティ「Webライターラボ」の運営者で、今月下旬に『書くことを仕事にして自分らしく稼ぐ13の方法 ライターとして生きていく』という本を出版される予定です。

note記事のタイトルは別のライターさんに添削してもらっていたという中村さん。次第に読まれるnoteのタイトルの特徴がなんとなくわかってきたそう。

中村さんによると読まれるnoteのタイトルの特徴は以下の3点。

①筆者が「何者か」が分かる
②読者が「noteを読んだ後の自分」をイメージできる
③「具体的」な数値や例を入れている

noteのタイトルが絶望的だったのでプロに添削してもらった話

なるほどおと思ったものの、自分一人ではなかなか考えられません。そこでこの3点をChatGPTに教え、さらにnoteの読者層についても調べてもらってから、タイトルの改善案を出してもらうことにしました。『ChatGPTを使い尽くす! 深津式プロンプト読本』のプロンプトテクニックで言えば、「Information Retrieval(情報検索)」+「Generated Knowledge Prompting(知識生成プロンプティング)」になるかと思います。

プロンプトで書くとこんな感じです。

noteの読者層について調べてください。さらに

noteの読まれるタイトルの特徴は

①筆者が「何者か」が分かる
②読者が「noteを読んだ後の自分」をイメージできる
③「具体的」な数値や例を入れている

です。noteの読者層のにzーつお、noteの読まれるタイトルの特徴を利用して、「2025年1月の振り返り」というタイトルの改善案をnoteの読者の心に響くように5案あげてください。

ChatGPT用のプロンプト

見直すと誤字があって恥ずかしいですが、ChatGPTはそこはスルーして答えてくれました。

ご質問ありがとうございます。noteの読者層についてお伝えします。主代から40代のビジネスパーソンが中心で、特に20代(32%)、30代(26%)、40代(24%)の割合が高いと報告されています。また、日常的に読み物に触れる意識の高いユーザーが多く、ThreadsやKindleなどの読み物系アプリの利用が多い傾向があります。

次に、noteで読まれるタイトルの特徴として、以下の3点が挙げられます。 1. 筆者が「何者か」が分かる:読者は筆者の専門性や経験に興味を持つため、タイトルでそれを明示すると効果的です。
2. 読者が「noteを選んだ後の自分」をイメージできる:記事を読むことで得られるメリットや変化を具体的に示すと、読者の興味を引きます。
3. 「具体的」な数値や例を入れている:数字や具体例を用いることで、内容の信頼性や具体性が増し、読者の関心を引きやすくなります。

これらのポイントを踏まえて、「2025年1月の振り返り」というタイトル下のように改善してみました。
1.「マーケティング担当者が語る、2025年1月の成果と課題」
(筆者の役職示し、専門性をアピール)
2.「読者数50%025年1月のブログ運営を振り返って」
(具体的な数値を示し、成功体験を共有)
3.「新米パパが挑んだ、2025年育児と仕事の両立記録」
(筆者の立場を明示し、読者が共感しやすいテーマを提示)
4.「3つの新習慣で変わった!2025年1月の自己成長ストーリー」
(具体的な数値と読後の変化をイメージさせる)
5. 「フリーランスデザイナーの25年1月収支報告と学び」
(筆者の職業と具体的な内容を明示)

これらのタイトルは、筆者の立場や得られる成果、具体的な数値を盛り込むことで、読者の興味を引きやすくなっています。ぜひご参考にしてください。

ChatGPTの出力(ただし、情報源の情報は除く)

自分では内容的に「2025年1月の振り返り」が自然なタイトルだった記事ですが、これらを参考にして代案を考えてChatGPTに相談してみました。

「noteのフォロワーが+60人!書くことを楽しみ始めたフリーランス翻訳者の2025年1月の成果と課題」というタイトルはどうですか?

ChatGPTに向けたメッセージ

ここから何回も考えてはダメ出しされ、また考えてを繰り返して最終的なタイトルはこうなりました。

フォロワーさん60人増!noteで思い切り書いて楽しんだ翻訳者の2025年1月の成果と学び

なんというか自分の言葉じゃないような、不自然で人工的な感じはしたのですが、でも中村さんが書かれていた「読まれるnoteのタイトルの特徴」はしっかり押さえてます。これはもう一種の実験!というつもりで公開ボタンを押しました。

それがこの記事です。

日曜の夜に公開してから「スキ」をたくさんいただいて、2日間であっという間にスキ数が今まで書いたnote記事の中で第1位(スキ数43)となりました。これってもしかすると、ちょうどこの記事の内容に関心がある読者の方をタイトルでキャッチすることができたからかもしれません。

というわけでこの3つのポイントの重要性は証明されたような気分です。でも、実際、毎回毎回この3つのポイントを押さえるのは何だか恥ずかしいんですよね。特に筆者の属性を説明するのは、時々でちょうどいいような気がします。

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