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CEFR C1から見える景色

今年は年始に「書く、学ぶ、動く。」という抱負を掲げて英会話のレッスンを中心に英語学習を頑張ってきました。特に、来月オーストラリアまで行って参加する珈琲の国際イベント、MICE(Melbourne International Coffee Expo)ではたくさんの方とお話しして情報収集、営業活動、インタビューをしたいのに、思ったことがすらすらと話せるわけではない(Duolingo English TestだとCEFR B2相当の実力)のでもう焦りまくりです。


英語のハノンをしてから英会話

そんな中、「英語のハノンをすると英語が話しやすくなる」とどなたかがSNSでつぶやいていたのを思い出して、abceedのアプリで「英語のハノン/初級」イギリス英語版をアプリ内購入して始めてみました。リンキングやシミレーションなど、単語を一つ一つ発音するだけではわからない実際の英語の音の仕組みがわかって面白いです。

そしてふと思いついて、この「英語のハノン」をやってみて(つまり文を聞いては音読するトレーニング)から英会話レッスンを受けてみたところ、なんだか言葉がスルスルと出てきて、初対面の先生にも褒められました。たまたまかな?と次の日も同じパターンでやってみたところ、やっぱり何か話しやすい。もしかすると、英語を話すというのはランニングなどの運動にも似て、口を動かして聴く準備運動(「英語のハノン」)をしてからの方が良いのかもしれません。「英語のハノン」についてはもう少し続けてみて、効果などをまた報告しますね。

音声入力モードのChatGPTにその日のことを英語で語る

今年は気付けばもうオンライン英会話を36回受講しました。ほぼ1日一回のペースです。人と会話できて、自然な表現が学べるのは良いのですが、ついつい遠慮して、聞き手になってしまいがち。

もしかするともっと圧倒的に英語を話した方がいいのかも。そういえば独り言を英語で言うっていう勉強法があったなあと、それをChatGPT相手にやってみることにしました。

スマホでChatGPTを音声入力モードにして「Could you become my English teacher? I am going to tell you what I did today.」などと言って、役割を指定して、これから何をするかを伝えます。この部分は日本語でも構いません。そして英語で1日を描写します。ChatGPTは聞き手になって相槌や意見を述べたり、時々表現を直したりしてくれます。ただ、こちらが言い淀むとすぐに割り込んでくるので、強気で話し続けるか、あるいはゆっくり話すから割り込まないで、などと言って調整してもらいます。

そして音声会話が終了したら、テキストモードで自分の発言をチェック。さらにChatGPTに「さっきまでの英語の会話でのわたしの音声入力の英語を添削してください。間違いや改善点を教えてください」と言うと、一つ一つ修正してくれます。わたしは時制を間違えたり、冠詞を省略する傾向があることがわかりました。

でもこのフィードバックよりも何よりも、英語で話しまくる練習が大事な気がします。どうやらChatGPTは多少文法がおかしくても、単語が抜けても、意味をつかんでくれる感触があります。

ChatGPTを使った英語学習法についても、この英語音声入力を含め、また詳しく報告しますね。

ついにCEFR C1に手が届いた! Duolingo English Testの最新結果

最近仕事していて、英語の読み書きが楽になったなあと感じます。クライアントさんと以前より細やかに意思疎通ができるように、翻訳は意味をつかむのが速くなったような。

さらに、オンライン英会話は前よりも話せるようになりましたし、聞くのも楽になって、なんだか相手がゆっくり話しているようにさえ思えます。あれ、もしかしてまた少し英語力が伸びたのかな?と思って、またDETの練習テストを受けてみたところ、スコアが前回よりも5点アップでしていました!130点はCEFR C1相当なのでほぼ今年の目標達成です。

Duolingo English Testの練習テストの最新結果

分野に特化した勉強

今年は3月にオーストラリアのMICE、5月にインドネシアのWorld of Coffeeと珈琲関連の海外イベントに行きます。英語は翻訳の仕事にももちろん役立ちますが、差し迫った目標はこの2つの渡航を充実したものにすること。英語はコミュニケーションツールです。

MICEまであと1ヶ月とちょっとなので、そろそろ珈琲に特化した内容を英語で頭に叩き込むと良いかもしれません。そうすればきっと、より深い会話ができて充実した体験ができるのではと思います。日本語でもそうですが、分野によってそこだけで使われる専門的な言葉がたくさんあります。

具体的に今考えている学習法は、珈琲関連の専門雑誌を読み込むこと、その内容をMediumに英語で書いたり、英会話で話すことです。

英会話の先生になる

わたしはフライングというか、TOEIC885点で翻訳の仕事が取れてしまったのでそのままずっと特に英語の勉強をせずにきました。でも今年改めて英語の勉強をしてみて、楽しいなと思います。英語で会話ができて、いろんな国の人と話せると世界が広がって本当に楽しいです。このまま半年とか1年とか勉強を続けたらどうなるのか今からワクワクしています。

今のお仕事はほぼ100%翻訳ですが、フリーランスとしての開業時は業務内容として語学サービスのようなことを書きました。英語を教えたり、逆に日本語を教えたりということもいつかやってみたいと思っていたからです。英語は家庭教師で中学生、高校生に、大学教員として大学生にも教えました。またチャンスがあれば教えてみたいなと思っています。そして日本語も英会話の先生に頼まれて教えたことがあり、楽しかったのでまたやってみたいと思っています。

などなど、英語の勉強に力を入れたことで、夢がどんどん現実味を帯びてきています。今はCEFR C1にちょっと手が届くぐらいの実力かと思いますが、これがCEFR C1、そしてC2になったら一体どんな景色が見えるのか本当に楽しみです。


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