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noteのダッシュボードを分析して、読者層を推測してみた。
早いものでわたしのnote記事も22本となりました。そして今頃になってダッシュボードでビューやスキの数がわかることに気づき(遅)、人気記事の傾向から読者層を推測してみようと思いました。
ビューが多い記事
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ダッシュボードのデータから作成
というわけで作成してみたのが上の表で、ビュー数が多い順に並べてあります。ダッシュボードのスクリーンショットにしなかったのは、スキの割合も知りたかったから。
ビューの数はタイトルを読んで興味を持って記事を表示した人の数だと思います。ビュー数が多いのはマガジン「カフェの接客英会話」の記事と、noteで一番初めに書いた自己紹介の記事。これらの記事は古いのと、インバウンド対応で英語の接客に悩む方に届いたため、ビュー数も多くなったのではと想像します。でも、スキの割合自体は低いので、残念ながら読んだ方の悩みを解決できなかったのでしょう。わかりやすい表現にしたり、内容を充実させて、またチャレンジしてみたいです。
また、最近書いたのにビュー数が上位にランクインしているのは、
の2つ。どちらも紹介記事で、上の記事が本の紹介記事、下の記事は動画の紹介記事です。これらのビュー数が多い原因はおそらく、記事のリンクを貼ったXの投稿を、本の著者さんとYoutuberさん、そして動画に出演した方がリポストで拡散してくださったから。つまりこうした紹介記事は、紹介した本や動画の関係者さんがいるSNSでリンクを貼って投稿すると、自分の読者層に加えて関係者さんのフォロワーさんたちにまで読んでもらえる可能性があります。
スキの割合が高い記事
スキの数が多い記事は前述の自己紹介記事なのですが、記事によってビュー数が違うので、ビュー数に対するスキの割合を調べた方が、記事に対する満足がわかって意味があるんじゃないかなと思います。そして記事に満足したということは読者のニーズを満たしたということなので、スキの割合が高い記事から、読者のニーズがわかるのではと思います。
上の表でセルを黄色く塗ってあるのが好きの割合が高い記事で、1位はスキの割合が17%の次の2つの記事です。
まず、どちらもひたすら自分のことを書いているのが特徴です。情報が氾濫し、AIに聞けばなんでも答えてくれる今の時代、自分の体験や思いといった一次情報がnoteのようなプラットフォームでいちばん読みたいコンテンツなのかもしれません。
そしてどちらも語学が関わっています。Xでは200人以上の翻訳者さんとつながり、翻訳者の日常を赤裸々に投稿していることもあり、語学に興味を持つ人というのがわたしの主な読者層なのかもしれません。
ちなみに2位はスキの割合15%の
なので、やっぱり語学関係。ただこの記事には自分の思いだけじゃなく、Duolingoについてしっかり調べて書いたことも含まれています。他にもがっつり調べて書いた記事
もスキの割合が12%とかなり高い数字。しっかり調べた事実やデータをまとめた記事も需要があるのかもしれません。
といわけで、スキの割合から推測した読者のニーズは、
自分の体験や思いを書いた記事
語学についての記事
しっかり調べた事実やデータをまとめた記事
かなあと思います。
有料記事のスキの割合
わたしはひとつだけ300円の有料記事を書いています。
購入者は9人で嬉しいことに全員がスキをクリックしてくださっています。この記事を有料にした理由は、万が一人気が出た場合、わたしの病気のことが拡散してしまうから。本当に読みたいと思った人だけに読んで欲しいと思って有料記事にしたのは正解だったのではと思っています。
また有料記事にしたことで、微々たる金額(300円に対し手数料43円)ながらnoteというプラットフォームに貢献できたのも良かったなと思います。快適な発信の場として、広告がない状態でこれだけ使わせていただいているわけで、使い続けるなら、有料記事ももっと増やしていった方がいいのかもと思いました。
まとめ
以上、ダッシュボードから読者層とそのニーズを探ってみました。翻訳者という職業柄、自分も好きだし強みでもある語学。このトピックを自分の体験や思い、そして時にはしっかりとしたリサーチとデータで書いていくといいのかもしれません。
そして課題はマガジン「カフェの接客英会話」の読者満足度を高めること。具体的にどうしたらいいのかまで見えていませんが、いろいろ試しつつもっと書いてみたいと思います。
有料記事は一般公開記事よりも読者層を絞れるのがメリットかもしれません。一般公開じゃないからこそ書ける、リアルで役に立つ記事が書けたらいいなと思います。