ハンガリー経済の転機:生産者物価が7年ぶりに初の下落
2023年8月、ハンガリーの生産者物価は前年同月比で2.3%下落し、2016年11月以来の初の減少となりました。この減少は前月に1.3%上昇した後の現象です。主な要因は電力、ガス、蒸気、空調供給の価格が急落し(-13.3%、7月は10.8%)、製造業でも若干の下落が見られました(-0.1%、7月は-0.7%)。採掘業のコスト上昇も緩やかになりました(10.7%、7月は13.4%)。一方で、水供給の生産者物価はわずかに上昇(0.6%、7月は0.3%)。国内生産の価格上昇率は鈍化しました(8.6%、7月は19.5%)、外国産の価格は横ばい(-7.6%)。月次ベースでは、生産者物価は0.7%上昇し、7月の0.9%上昇に続いています。