Pythonで財務分析する!!
Pythonで財務分析するツールの紹介です。
(2022/03/30:米国株、日本株に対応)
(2022/06/25:【注意】CSVがダウンロードできない様子。検討中)
上記は、若者に向けて社会を生き抜く思考法(武器)を書いた本である。
そして「私も株式投資を生き抜くための武器を配りたい」と思う。テクノロジーの力で情報格差を無くしたいのだ。世の中をもっと便利にしたいのだ。言うなれば「make the world a better place」である。(世界情勢的に武器を配るという表現は少し不適切かもしれないがご容赦願う。)
具体的にはPythonで財務分析する下記のようなツール(武器)である。
ブログでは、このツールを使いながら、財務分析の基礎を解説(リンク)したり、不正会計をした会社の財務諸表を分析(リンク)したりしているので、確認方法の参考にしてほしい。(不正会計がニュースになった時に、財務分析して不正の開始時期を推察している。)
いろんなブログを見ても、財務分析でこれだけの分析をしている人は、ほとんどいないので、このツールを使うだけで、中級以上のレベルに達すると思う。
そして、更なる高見を目指すのであれば、財務情報(利益率、棚卸資産回転率、キャッシュフロー)からビジネスモデルの強さを分析してみたり、企業の決算報告やニュースをチェックしながら、企業方針と財務情報と突き合わせて検証してみたり、企業の戦略を予測したり、経営者の性格を考えてみたりして、財務分析を経営分析へつなげていくのが良いだろう。
ツールの入力データはMorningstar(モーニングスター)で公開されている情報を使う。データの取得方法はこちら(リンク)に記載したので参照願いたい。
私のお勧めサイトのMorningstarだが、Morningstarは明けの明星(明け方に見られる金星)を意味する。これは、夜明けを照らす道しるべといった意味合いだろうか。
つまり、分析ツールの武器を配るイメージはこんな感じだろうか。
だが、Morningstarにはもう一つの意味がある。
中世西ヨーロッパで重武装化が進んだ鎧に対抗する武器(刀、剣、槍よりも重武装に有効な武器)として開発されたのがMorningstar(下図)である。武器の先端のトゲ状の突起が星にみえるため、モーニングスターと呼ばれるようだ。明けの明星を意味する名前を武器につけるというのが何とも言えないネーミングセンスである。
そして「いらすとや」(フリー素材サイト)にモーニングスターが用意されているところが凄い!品揃えが豊富すぎる…
つまり、分析ツールの武器を配るイメージはこれが正しいかもしれない。
従って、私の目指す「make the world a better place」はこれである。まぁ、世紀末である。というメインの話というか、雑談は、これくらいでツールの説明に移ろう。
Pythonのツールで分析できる事は、ざっくりまとめると下記の通りである。
自画自賛で恐縮だが、めちゃめちゃ凄いのである。
そしてツールにはいくつかの工夫が組み込まれている。
例えば上部には下記の工夫をしている。
そして、下部は下記の工夫をしている。
という工夫が盛り込まれた財務分析ツールです。
次に、注意事項を下記に整理しておきます。
と、注意事項を説明したところで、ツールのコードを下記に公開します。
なお、ツールはGoogleコラボ上(リンク)で動作するので、パソコンにPythonがインストールされていなくても動きます。(Googleコラボを前提としていますが、パソコン上でも動作確認はしました。)
2022/03/30:米国株に加え、日本株にも対応しました。
入力データはMorningstarから証券コード(銘柄コード)で検索してデータを取得してください。
0.ファイルの準備
Morningstarで取得したデータを配置する。
事前のファイルダウンロード方法はこちら(リンク)。
2022/06/25:【注意】CSVがダウンロードできない様子。ダウンロードできない場合は購入を控えてください。すいません。
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