見出し画像

【リスニング】Tinasheが過去の経験を振り返る

問.以下のファイルをダウンロードして視聴し、ティナーシェ(Tinashe)の発言を書き取れ。

※以下の動画も同じです。開始位置を調整してありますのでそのまま再生ください。

【解答】

Oh, absolutely. I think I would not have become the artist that I've become if I hadn't gone on the journey.
(うん、もちろん。そういう経験をしていなかったら、今のアーティストとしての自分にはなっていなかったと思う。)

Tinashe: '333,' Alignment, and Learning From Her Journey | Apple Music - YouTube

《解説》

2文目において名詞節を[]、形容詞節を()、副詞節を<>で括ると以下のとおり。

I think [I would not have become the artist (that I've become) <if I hadn't gone on the journey>].

◆ 文全体の主語(S)がI、動詞(V)がthink、次のI以下がすべてthat節であり目的語(O)になっている(thatが省略されている)。

◆ that節の中では仮定法過去完了(過去の事実に反することを仮定し、その場合のことについて述べる)が用いられており、"I would not have become the artist that I've become"はその主節、"if I hadn't gone on the journey"は副詞節(条件節)。主節では過去のことが述べられており、条件節でも過去の事実に反することを仮定しているため、いずれにおいても過去完了形が用いられている。

◆ "that I've become"は先行詞"the artist"を修飾する関係代名詞節

◆ 辞書的にはifの発音は[íf]であるが、ここでは[əf]と弱く発音されているため聞き取りづらい。こうした発音に慣れることも重要だが、"I would not have become…"と聞こえた時点で「これはおそらく仮定法だから、この後ifが来るな」とアンテナを貼ることも必要。こうした感覚は、仮定法を含む多くの英文を聴いたり読んだりすることで養っていくしかない。

Image via CREATIVEMAN PRODUCTIONS

ここから先は

359字

¥ 333

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?