見出し画像

“今”を大切に。喜界島の臨月ライターが感じた家族の時間。

こんばんは!
webライターの菊池です。

私は鹿児島県喜界島で生活しています。
現在臨月を迎えていますが、喜界島では出産ができないため島を離れて出産準備をしています。

最近、noteの更新が止まっていたのは、夫ともうすぐ2歳になる息子が喜界島から遊びに来てくれていたからです。

久しぶりに家族3人で過ごした時間は、私にとってとても特別なものでした。数日の家族時間で感じたのは、「不自由は幸せである」ということです。

第1子を出産してから家業の手伝いと育児の両立に追われる日々が続き、私の生活は常に忙しさに包まれていました。
正直、何度も
「自分の時間がほしい」
「ひとりになりたい」
「1日何にも縛られずにのんびり過ごしたい」
と思いながら過ごしてきました。

しかしいざひとりの時間ができると、息子は元気にしているだろうか、何をしているのだろうかと気になって仕方がありませんでした。
心にぽっかりと穴が空いたような感覚に包まれ、静かな時間が寂しさに変わっていくのを感じました。

好きな時間に寝て、起きて。
家族の好みを気にせず、自分の気持ちのまま食べたいものを食べて。
散歩がてら図書館へ行き気になる本をチェックして。
理想の生活を送っているのに、どこか寂しさが拭えない。

そんな中久しぶりに夫と息子と3人で過ごしていると、子どもに振り回されて自分の時間がなくなることさえも、実はとても幸せなことなのだと、しみじみ感じました。
ひとりじゃないからこそ、「ひとりになりたい」と思うのだと、改めて気づかされたのです。

何気ない日常が実はとても尊く、今しかない貴重な時間だということ。
臨月を迎えた今、改めて実感しています。
家族と過ごす何気ないひとときは、いつか振り返ったときに温かく思い出せる宝物になるのでしょう。

これから迎える新しい家族との生活も、忙しさや不自由さも含めて全てを大切に過ごしていこうと、決意しました。

今あるこの時間を大切に、家族とともに歩んでいきます。

いいなと思ったら応援しよう!