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大学院退学から2ヶ月_近況
久しぶりの投稿になってしまった。
ばねゆびです。
大学院を休学してから5ヶ月。
就職先を決めてから3ヶ月。
そしてなんだかんだで退学してから2ヶ月が経った。
ようやく来週、企業の入社式を迎える。
社会人としてのスタートを切ろうとしている。
しばらく投稿をしていなかった間何をしていたかというと、
とにかく資格勉強に明け暮れていた。
入社後すぐに必要となるスキルにも繋がるし、
とにかく会社が入社前の資格取得を勧めてくるのでやるしかない。
心理系大学院から一転、私はIT業界に就職する。
ゼロからのスタートなので、当然ITの知識がない。
なので本当に勉強が大変だった。
8月某日。
会社の人事から
「これ暗記すれば受かるから!」
と言われながら目の前にどさっと対策資料を置かれた時は絶望した。
そこには4択(か5択)の選択問題がざっと1000問。
試験は絶対にこの中から出題されるので、これを覚えてやってみろ、
ということだった。
この対策資料を何周もやっているうちに、
外でスーツを着ても汗ばむことがなくなり
窓を開けて眠るのが心地よい季節になった。
今日、やっとその試験に受かったのである。( ; ; )
会社に向かい、試験結果のレポートを提出した。
会社の人は暖かく祝福してくれ、差し入れもいただいた。
出題された問題を振り返りながら、帰路についた。
何周しても、正直全然わからなかった。
基礎を学んでからの方が資格勉強に取り組みやすかっただろうが、
基礎を学ぶという時間は取れなかった。
勉強したての頃は、1問解くのに1分くらい熟考していた。
このペースだと、単純計算でも1周を終えるのに1000分かかる。
1000分て何時間?16時間とか17時間とか?
普通に1日で1周解ききれる分量ではなかった。
時間的にものすごく余裕のある2ヶ月間だったけど、
それでも基礎を学ぶのに割く時間は設けられなかった。
なのでやはり、ゴリ押しの丸暗記しか道はないのである。
「入社して仕事しながら一つずつわかれば良いので今は定着しなくていいんです。
とりあえず丸暗記しましょう!」という人事の方の言葉の意味が、ようやくわかった。
「どうしてこの問題の答えはこれになるの〜〜〜〜」と気になって仕方なくなるタチなのだが、自分の中にあるこだわりを一旦捨て、新しい勉強のスタイルを受容し、柔軟に取り組めた、という点では大きな成長なのかもしれない(ポジティブ)。
最後のほうはコツを掴み、
「問題文にこの単語が来たら、これが書いてある選択肢…」
みたいな条件づけによる暗記法を取得したのでスムーズにできたが、
別に問題文や選択肢の意味は理解できていないままだ。
類似した選択肢はいまだに区別がついていないし、
根が完璧主義な私個人としては、不完全燃焼なのだ。
実際、試験ではボーダーぎりぎりの得点率で、
受けながら泣きそうになるくらい難しかった。
今まで受けてきた試験で一番、手応えがなかった。
するすると学んだことが抜け落ちていきそうで怖い。
しかしまあ、一旦は肩の荷が降りたわけである。
よかった〜と思いながらひとり、晩酌をした。🍶
入社まで残り数日だが、また少しずつnoteを動かせていけたらいいなと思う。