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大学院休学中就活生、就活終了~親説得編~

パリオリンピックの開会式がまもなく始まる🇫🇷

休学中の私は生活リズムが終わっているし、
勉強以外予定のない日々を過ごしているため、
余裕で開会式を見守ることが出来そうだ。


さて先日、就活が終わったことを親に伝えた。

休学したての頃…

「大学院休学してどうするつもり?」と親に聞かれ
「就活する。ごめんけど就職して中退したい」と
答えた。

「あなたが院で精神的に疲弊していたのは、親としてよく分かった。壊れる前に休んでよかった。
だけど、社会の目は決して甘くない。面接官の目線で言えば、大学院を早々に休学するような人が面接来ても、“採ったってどうせまたすぐ辞めちゃうんだろうな”と思ってしまうし、そんな人採用しない。
たったの2年なんだから今は耐えて院卒で就活しろ」

みたいな事を、
それはもうめちゃくちゃ口酸っぱく言われた。

しかしながら結果として6社から内定を貰った。

6社から認めて貰えた、という経験によって
私は自分の選択に少し前向きになれた。

大学院が自分に合わなかったこと。
自分のやったことに対価が払われないと
やってられなくなってしまうこと。
これが進学する前に分かっていたら良かったと思う。

今でも、大学院のことを考えたり、LINEグルの通知が来たり、大学院の最寄り駅の表示を見る度に、
当時のことを思い出して大変憂鬱な気分になって
どうしようも無いので、
2ヶ月以上経った今も大学院に戻れるマインドは
やはりないことを自覚している。

社会が厳しいなんて、経験しなくても薄々わかる。
(経験したら何倍も心労するだろうが)
そんな厳しい社会で再度メンブレを起こさずに、
メンタルヘルスを良好に保つためには。

給与とかやり甲斐なんかより、
そこそこの給与でありながら
とにかく先輩が優しい環境で
たくさん休みもあって
残業が少ないような場所が良かった。

創業間もない不安定な企業じゃなくて、
安定した経営基盤さえあれば、
会社の知名度や世間体なんてどうでもよかった。
名の知れた大学院で挫折しているので、尚更。

だから、
とにかくホワイトなIT業界を選び、
社員数もそこそこいて先輩社員が手厚く面倒を見てくれる、そんな上場企業に就職することにした。
いずれ欲が出た時にもっと大手企業に転職して活躍できるだけのスキルを、今の会社で磨きたい。

自分には、スローステップが大切だった!
きっと大器晩成型なのだ(ポジティブ思考)

親からは死ぬほど「勿体無い」と言われてきている。
先日実家に戻った時も言われた。
あと「たった1ヶ月で戻ってくるなんて……」も。

自分で満足している道なのに、
勿体無いと言われるのが鬱陶しくて仕方ない。
入社すればひとまず実家に戻ることになるのだが
毎日どこかでタラレバ話を聞かされる事になるのだろう。うんざりだ。入社したらそれなりのお金を家に入れるのでガチでほっといて欲しい。
私の人生やろうが。


私の経験は挫折と言えば挫折だが、
今は大学院にいる時よりも心が晴れ晴れしている。
もうあの監獄に戻らなくていいと思うと、めちゃ嬉しい(まだ先生に報告してないので完全に晴れ晴れとはしていないが…)

先日実家に戻った時は母から
「あんた就活終わったの?」と聞かれたので
「うん」と答えた。

「続けられんの?それ」と聞かれた。

「今すぐ『続けられる!』って言ってもさ、
説得力ないでしょ?でも、頑張ってみるよ」
と答えた。

やりたくないことをやって追い詰められる暇は無い。
そこにプライベートを犠牲にしてまで没頭する価値は私には見いだせなかった。

私にはもっと輝ける場所がある、という自信を
私だけは少し信じてみる。

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