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kakowara
おっさんも辛いよ
初投稿。
まぁ、こんな訳のわからんおっさんの戯言、誰の目にとまるものでもないでしょう。それで結構。
気づけば40歳も目前となり、自分自身が忌み嫌った「おっさん」となった。
いや、まだ認めてないのかもしれない。
ただ、認めなきゃかっこわるいから「認めたふり」をしてるのかも。
奇しくも仕事では中間管理職につき、家庭では子どもの背丈も妻に近づいてきた。
妻はといえば、これまた立派な「おばさん」。
かくいう自分のことはおっさんと認めない。
…自分には甘い。これこそ、まさにおっさんなのだろう。
ここ数年で世間は一変しつつある。(あ、おっさんの発言だ)
「多様性」「男女平等」「働き方改革」等々。
結構なことだ。大いに結構。
ただ、若干の歯がゆさや嫌悪に至らない「傍観」、斜に構えるほどの勇気もなく装う「無関心」。
なぜなんだろう。
スキマスイッチは歌う。「積み上げたものぶっ壊して」
おっさんはしがみつく「積み上げたものこそすべて」
社会にでてもうすぐ20年。
人前で怒られ涙を堪えた。
人格を否定され自分を疑った。
親を侮辱され自分を呪った。
その上である今の自分。
「俺が部下をもったら、こんなことはしない」
との固い決意は、徐々に薄れたのかもしれない。
「俺が若い時は」「それくらいのこと」「普通若手は」
時折口をついて出そうになるのを堪えるのがやっとである。大嫌いだった上司そのものだ。
ああ、今やっと心から理解した。
俺はおっさんになったんだ。
今さら、かっこよくはなれない。
せめてかっこわるくならないよう、
愚痴はここにとどめることにしよう。