見出し画像

チュラロリエスとかいうカード【マイナーカード語り②】

こんにちは、ろりらぶりーですよ。

今回は

魅力的

《礼装の堕天チュラリロエス》について語るだけ語ります。お付き合い下さい。



くわしく

まずは詳細。

礼装の堕天チュラロリエス UC 闇文明 (4)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノイズ 4000
攻撃する時、自分のシールド1つを墓地に置いてもよい。そうした場合、カードを2枚引く。

となっている。

ロリエスと名にあるように、ロードリエスが堕天した、といった感じなのだろうか。ドロー効果はその名残だろう。デュエルマスターズプレイスでは25弾で収録されている。
このタイミングは革命や侵略といった新ギミックが出た所であり、盾を削れる点や、軽量のコマンドであるという点でこれらの新ギミックと非常に噛み合っている為収録されたということだろう。だがそれは当然あのカードでも良かったわけで…………。

まず個人的な評価だが、決して悪くは無いと思っている。この低コストでアタック時カードを2枚以上も引けるカードは侵略者BJぐらいのはずである。

(雑調べなので他にいる可能性あり。扇動アイラはディスカードがあるためこの限りでは無い。)

使いづらい……

もう少しコストや条件を変えるとコスモセブΛなどがいるが、とにかく4コストアタックトリガーで2ドローというのは弱い効果でもありきたりな効果でもない。シールドの焼却も現代のデュエルマスターズプレイスではいくらでもメリットになりうる。

が、!!!!!

皆様も当然気づいていることでしょう。

この《祝儀の堕天 チャーマジュン》


当然こいつの存在が過り、脳死でチュラロリエスに弱いと決めつけて居ないだろうか?

当然CIPの方が使いやすいのも軽減が非常に優秀なのも分かる。
同じ4コストの闇エンジェルコマンドというちょっと特別なカードなため、同列に見てしまいがちだが全く違うカードである。
まずは祝門から離れてチャーマジュンとチュラロリエスの違いを見ていこう。


チャーマジュンとは違うよ

当然違いというのは、軽減の有無と出た時に発動するかアタックする時に発動するかという点である。あとちょっとパワー高い

先程も言ったようにこのカードを正しく評価するために、まずは祝門単体で考えるのは辞めないといけない。
チャーマジュンはそもそもデュエルマスターズプレイスで《ウェディングゲート》というテーマを大幅に強化するために作られたオリジナルカードであり、祝門と相性がいいのは当然である。というか、門系に足りないドロソを青に頼ることなく行い、4-5でライオネルなどが繋がるこいつはちょっとズルすぎると思う。
一方チュラロリエスは軽減がないだけでなく、アタック時効果なため、コントロールデッキである祝門とは相性が良くない。が、それは祝門に採用した場合である。先程も言ったようにチュラロリエスはかなり唯一無二な効果をしており、祝門以外のデッキだとチャーマジュンよりチュラロリエスを採用した方がいいことはがある。


アタック時と出た時の違い。


アタック時と出た時の違いは2つ
①ドローのタイミング
②ドロー枚数が青天井であるということ

順番に見ていく。

①ドローのタイミング

具体的に言うと、4ターン目にチャーマジュンとチュラロリエスを召喚したとして、2ドローが入るターンはそれぞれ
チャーマジュン→4ターン目
チュラロリエス→5ターン目
となる。ここで大事なのは5ターン目はチャーマジュンやチュラロリエスを召喚したコストを払っていないということにある。
チャーマジュンを4ターン目に出している場合そのターンはドローだけで終わってしまうが、チュラロリエスの場合、5ターン目にドローとそのほかのアクションを行うことが出来る。
当然、ドローできるのは攻撃が開始してからなので引いたカードを使える訳では無いが、
《スチムパンプ》がこの事象を活かせる。

これにより5ターン目にチュラロリエスのドローと《スクランブルタイフーン》のドローをすることにより計8枚のカードをターン中に引き、チュラリロス1点、スチムパンプ4点となりクロスファイア𝟮𝗻𝗱でジャスキルとなる。

やった!これで差別化完了だぜ!

……と思っていたんですが。

チュラロリエスの次弾にてこのようなカードが実装されてしまった。当然ディスカードがあることやコスト相応のパワーなど決して負けている訳では無いが、文明がスチムパンプと同じというのが痛すぎた。
まあスクタイを引けなかった場合、チュラロリエスのドローでスチムパンプをWブレイカーにしながらデットゾーンに侵略し割り切り、なども出来たりする。がアイラの方が間違いなく組みやすいので実践では後述する②の違いを活かすことになるだろう。
ともかく、アタック時と出た時では別物だということである。

②ドローが青天井である

こいつを活かすなら意外にもこっちである。
実際作ってきたチュラロリエスのデッキ2つもどちらもこちらの特徴を強く活かしている。

これは簡単な話、チュラロリエスが生き残りさえすれば毎ターン効果を使い2ドロー4ドローとできる、という話である。
あんな貧弱なカードがそんなに生き残るか?という事になるわけで、そこを解決しながらデッキを組んでいこう。


リストその1

このデッキでは、チュラロリエスを《リムルエイド》や《フィルミエ》といったカードで全力で守りつつ、それらシャチホコカイザーで蘇生し続けることでチュラロリエスエンジンの完成である。《アウゼス》はエンジェルコマンドのアタック時に相手のクリーチャーを破壊したり、マナカーブが綺麗だったりするので気に入っている。《ギャロウィン》は《ガイアールカイザー》に乗せるのが望ましい。1度攻撃だけでチュラロリエスの上に乗せてしまってはドローが継続的にできず、勿体ない。破壊を牽制できたり、セイバー連中と相性が良かったりチュラロリエスで地味に肥える墓地リソースを活かせたりと、かなり相性のいいカードである。
このデッキでは中速〜くらいのビートデッキとして作っているのでリムルエイドを優先して積んでいる。


リストその2

こちらでは継続的に2ドローできるという点をさらに注目して組んでいる。
4-5-6ターンでチュラロリエスとキキカイカイのリンクをし、毎ターン2ハンデスを狙っていく。
それらに加え、《コアクアンのおつかい》《ドラヴィタホール》《BAGOOONパンツァー》いわゆる、ドラホお使いパンツァー等、リソースをやや過剰に積んである。
ゴットがいれば0コストでチュラロリエスを守れる、《ゴットウォール》や《イヌハッカ》。《チェーンソー》などで手札をじゃんじゃん使う。チェーンソーも置ドロソがないととても使えないカードであるため、《エビデゴラス》等に負けるものの、相性は良さげ。
とても楽しい。楽しいことこそが非常に重要である。

当然これはチャーマジュンなどでは出来ないことであり、やはり全く別のカードだということが言える。


その他

あとはちょっとした事をまとめて書く。

別の方法

チュラロリエスのアタックの試行回数を稼ぐためには守るだけでなく早期に出すor殴り始める方法がある。
具体的には《音速ビュン》《ブラッドレイン》
前者は3コストでサーチがあればかなり綺麗かもしれないが、エンジェルフェザーは残念ながら光のコマンドのみ。ジャスティスプランはエンジェルコマンドをサーチ可能であるが、残念ながらコスト被りで使いずらい。
後者は普通に要求値が終わっている。
またカジュアルでそこまで急ぐこともないだろう。

ND対応である

チュラロリエスはND対応(2024年10月現在)である。しかし先程紹介したリストはどちらもND対応ではない。
だが、チャーマジュンもいないので闇の4コスト2ドローや盾削りとして使うことが出来る。《カワメタル》や《タキシード》が近い。
NDで使う分には公式の思い通り、《ギャロウィン》や《デットゾーン》《デスザロスト》と使うのも悪くないだろう。
侵略の場合は競合に《マガンド》がいるので意識していきたい。


策士ゾロスター

4-5でチュラロリエス、策士ゾロスターと動き2ドローしながらアタックし、策士ゾロスターの効果を使えばアタック時というのも気にならない!と考えリストを組み始めて少しした時に、チャーマジュンでアタックしても全く同じことが起こることに気づいた。なんならゾロスターを引き込める。ちくしょう


おわりに

そんなこんなで今回はチュラロリエスくんについて語りました。非常に味のあるカードだと思いますので皆様も考えてみませんかということで終わります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?