Synthesizer V Pro を使ってみて...

Vocoflexを封印して記す事もなくなり、今度はSynthesizer V Proについて使用感を書きとめようと思います。
このソフトの素晴らしさは多くの方が賞賛されているので多くは割愛します。
Ver.が上がり使いやすくなっているようですが、多少は不満があります。

Playerパネルのon/off

まず、プレイヤーのボタン類がピアノロールやトラックの画面をクリックしない限り常時表示されません。一度表示させても気づいた時には出ていないことがあります。

プレーヤパネル

もちろんPlayやStopはスペースキーで対応出来るでしょうが、いちいちカーソルを持って行きクリックして表示させるのは面倒くさい感じがします。

レンダリング設定

レンダリングのビット数は16ビット・24ビット・32ビットと選択できます。24ビットで作成し保存したプロジェクトは24ビットで開きますが。新規のプロジェクトはデフォルトの16ビットのままで作成されます。DAW側で24ビットに設定してあれば、Synthesizer V Pro側も24ビットで統一したいので、ビット数の初期設定を変更したままに固定したいのですが、今は出来ません。

レンダリングTABから

ビブラート無しにはできない

Synthesizer V Proでピッチのカーブを編集するのは難しそうで、一度は試してみましたが、音が乱れたりしました。特にロングボイスでビブラート無しの設定は歌声や発音によってはある程度抑えられますが、完全に”ゼロ”にはなりません。
 下図は極端ですが、ポルタメント調にピッチが変化するようにUTAUでカーブを編集し、WAVで書き出してSynthesizer V Proに取り込みます。

UTAUの作ったカーブの画面です。

WAVファイルを取り込んでノートに変換すると下図のようなカーブになりましたが、正確には変換できていませんでした。
そして、なぜか変換後のノートはピッモードのメニューがグレー表示になって使えなくなっています。
また、この.ustをSynthesizer V Proで直接読み込むと、UTAUでのカーブは無視されました。

オーディオをノートに変換。

音声をアップしましたので下記のリンク先で較べてみてください。

と、いろいろ下調べうちにこの記事に行き当たりました。

便利ですね。早速例に挙げた.ustをこのサイトでコンバートを試してみたのが下図になります。

変換された時点で歌声を選択していないのにビブラートが付加されてます。

個別のノートプロパティでビブラートの深さを調整しましたが、つなぎ目の山が残ります。

当然繋ぎ目はガタついて使い物になりません。

と、次回はプラグインモードでDAWとの同期について記したいと思っています。


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