観音巡礼を思い出して
確か20代中頃に我が地方にある、観音巡礼に初めて行ったのですが、先達にも付いていかず(我が地方の巡礼には先達制度がない)市販されてるガイドブック片手に、一番の札所から探す巡礼が始まりました。ナビもあるのですが、札所と御朱印所の場所が違うところが多く、札所によっては毎年、御朱印所の場所が変わるというハードモード(笑)
ガイドブックの大雑把な地図を見ながら、探し回って1日に札所3ヵ所が限界でした。
たしか1年かけて全札所を巡礼した記憶があります。
私が巡礼始めたのをどっかから聞き付けて、連れていってと頼まれて先達みたいなことをし始めて、気が付いたら10回以上はゆうに越えていました(笑)
巡礼してわかったのは、巡礼するからといって自分と同じ熱量で拝みまわる訳ではないということ。ただの御朱印集め目的の人も結構いるというのがよくわかりました。
あとは自分のペースでは巡礼出来なくなるので、やはり1人で巡礼するのが一番よいですね。寄り道したり、途中で帰ることも出来ますし。
近年は巡礼の旅に出る人も激減していて、巡礼の札所維持も大変そうに感じます。あとはマナーというか、巡礼するなら経本持って般若心経の一つでも唱えて欲しいなぁと。お賽銭投げ入れて、手だけ合わせて御朱印もらうのはスタンプラリーじゃないのかな?と考えたり。
今年は巡礼というより、気になる札所の観音さんに挨拶とお願い事をしようかな?と考えてます。