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お悩み相談#1「スイミング教室の不公平」

こんにちは、Flora(フローラ)です。
お悩み相談されがちな私のnote、始めました。

私なりに考えて相談に乗った内容について、共有していこうと思います。

では、#1は、最近のできごとから。
6歳の元気な女の子・Aちゃんのママからの相談について書いていきます。
Aちゃんはもうすぐ一年生。ランドセルも買ってもらったとのこと、春が楽しみですね。
そんな彼女、習い事のスイミングで「不公平!」と怒っているらしいんです。

週1回のスイミング教室ですが、もともとは他の曜日に習っている子が、振り替えでいっしょになることがあって・・・
「私のほうが上手なのに、あの子のほうが級が上なのはおかしい!」と。
スイミングキャップに、進級した級のマークをつけるので、その子のキャップを見てショックを受けたみたい。

ママは先生にそれとなく聞いてみたところ、
「Aちゃんは通い始めたばかりで、まだあまり水に慣れていないし、少しずつ進めたほうがいいと思います。飛び級とかもあるけど、あまり先に進むと、急に怖くなったりするお子さんもいるんですよ」
とのことで、それもわかるけど、でも、本人にどう言えば納得してくれるのか・・・
ママから見ても、確かにその子より上手だと思うの・・・親の欲目かもしれないけど。
これでスイミングが嫌になったらどうしよう・・・。

うんうん。悔しいね。
がんばって上手に泳げるようになったのに、先生は進級させてくれなかった。私より下手な子は、進級したのに。
かわいい悩みではあるけど、6歳にしてけっこう深い悩みじゃないかな。

これって、「他人の評価を基準にして自分の価値を測るのか?」っていう問題だと思う。

泳ぐのは楽しい?上手になったら嬉しい?
だとしたら、喜びは自分のなかから出てきてる。
もちろん、上手だねって褒められたら嬉しいし、進級したら嬉しいけど、それは他人に依存した喜び。


もちろん、ママは「がんばってるね」「上手になったね」と褒めてあげてほしい。
人と比べるのはやめよう。いくらがんばっても、自分より上手な人はいる。
「◯◯ちゃんよりがんばってるね」「◯◯ちゃんより上手だね」は、NG。
ちゃんと見てくれている人がいれば、それだけでがんばれると思う。
”もっと上手になりたい”という気持ちを、大事にしていけたらいいね。


そして、もう一つ。
進級することが目的なわけではないし、スイミングに限らず、
ちゃんと技術が身についてから、次の段階へステップアップしたほうが、着実に上達する。
これって、学校に上がってからも大事なことじゃないかな。
いま、それを納得できれば、すごい強みになると思う。

Aちゃんがこの壁を乗りこえて、プールも人生も、楽しく泳いでいけるよう祈っています。


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