自殺論 part2
自殺は良くないもの、とする向きが社会的に広まりつつあるいっぽう、他方では誰かのために一念を込める終わり方ができるという思想が広まりつつあることは、当然、社会学で捉える俗の自殺論とは現実を異にする傾向にある。自殺は大事にするべきだ、という意見は私たち自殺希望者にひとすじの光を照らしてくれる。
取り分け自殺志願とは書かなかったが、自殺を志願するという表現は相応しくないと考えたからだ。とすると自殺志願者も存在しないというはこびがある。
自殺は大事な行為であるならば、どのタイミングで自殺するべきなのだろう。それは神様に一念を込めて自殺すればよいのである。神様は一念を込めてもらえたことを喜ぶはずだ。