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Nゲージの駅を自作する試み
今回は、Nゲージのホームを自作。
順次更新していきます。
概要
自作のきっかけ
私はNゲージでよくあそんでおり、最近では走行用のホームを導入したいと思う。しかし、ホームはとても高価である。車両1両が4,000円程度する鉄道模型において、建物や構造物の価格も高額であることは理解できる。いくら高価とはいえ、ホームを諦めるのは惜しいと感じるが買う金は惜しい。なので多少は本物そっくりでなくても、自作すればよいか!ということでやってみることにした。
材料
どう作るか。3Dプリンターなど持っていない(そのようなものを買う資金があれば、わざわざ自作する必要ないです…(でも欲しいけど))ので身近な材料を探してみる。今回は「安価」が大前提なので、紙ではどうだろうか。物によっては耐久性や硬さもあるし、何より加工しやすい。百均の厚紙など使えば、余裕で1000円もかからずに作れるのではないか!?ということでとりあえず紙で作ることにした(どうやら、厚さが1、2mmほどのプラスチック板などで作っている人もいる。自作としてはそちらが良いと思うが買いに行くのが面倒臭いのでやめる)
方法
では、ホームをどのように表現するか。本物(模型)はプラスチック製だが、こちらは紙製。しかし本物のホームはコンクリ製、あのざらざらした質感は紙と似ているのでは?と思い、厚紙で土台を作って、その上に何らかの方法で作った印刷済みの紙を貼ることにしようと思う。
表面の作り方
制作の方法
その紙について、Excelで方眼をつくって、それに着色していけばできるのでは、と思い実践。画面上で見るとかなり「おもちゃ」っぽい。どうなるかと思いつつ、いったん作ってみる。
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一方、基礎となる厚紙部分は紙を細長いコの字にして、どちらかに壁用の紙を貼り付ける。これをしたものが、次の画像(未完成物)である。
試作品
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どうだろう。それなりにリアルか。もっと丁寧に作れば、もう少し綺麗になるはず。それぞれの部品の端の部分に関して、フリーハンドでの切断となったのでかなり荒れており、リアルさが欠けている。できればプラスチックで作りたかったのだが、材料が高かったので、わざわざ買うほどのものでもないと思い、紙のレベルで進めていくことにした。これでも、遠目で見れば意外とリアルに見える。
ここで、ホーム端部の作成。
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カッターでやろうとしたものの、加工が非常に難しい。紙の繊維のせいで汚く見える。
これは、できればまた今度プラスチックで作ってみようと思う。
ここで、照明をつけてみようと思う。tomixの照明付きホームはゆうに10000円を超えるので、これを完全でなくとも再現できれば良さそうだな、ということで材料を探す。もともと小さいものなので、ライト自体も小さくなければならない。が、ホームには長さがあるのでかなり長くすることができるようにしなければならない。ここで思いついたのが、テープライトだ。あれならUSBが電源になるし、何より百均なら安い。しかも、カットしてもはんだ付けで切った部分から再利用できる。今の世の中便利になったものだな、とつくづく感じた。