最強の拒絶タイプ
1.はじめに
お世話になってます。らいどです！
今回ポケモンSV最終3桁を初めて取ることができたのでこれまでの振り返りも兼ねて記事を書くことにしました！初めての構築記事で誤字脱字、見にくい文章、わかりにくい表現などあるとは思いますが最後まで読んでいただけるとうれしいです！
2.結果
TNスカーレット
最高最終レート1914
順位720位
3.使用構築
運による上振れでは無く実力で勝ちに行く
4.構築経緯
まず僕自身が壁展開や積み構築をあまり使ったことがなくどちらかと言うと受けよりの構築を得意としていたが9世代のテラスタル環境は一部の最強プレイヤー以外は受けの強さを発揮できないと気づき攻めよりの構築を使おうと決心した。
そして僕が攻めの構築で最も重要視することを考えた時に確実性が必要だと思った。
僕は命中不安技や相手の追加効果や急所にこれまでのシーズン泣かされてきた。運が悪いは言い訳になってしまうが本当に悪かったことだけはわかって欲しい。
そしてなるべく理不尽な負けは作らないような構築にしようと思った。
構築のピース1 カイリュー
ここまで踏まえて軸にするポケモンに9世代の王カイリューを選抜した。当初はスケショ型で採用しようとしていたが命中不安、スケショの回数が確実な強さでは無いと思い、確実に高火力で殴りにいけて尚且つ持ち物をイカサマダイスで固定されないラムのみ地面テラカイリューにすることにした。
構築のピース2 Aキュウコン
カイリューを地面テラスにすることで弱点のずらしができないのが少し苦しいと感じたため壁展開にしようと思い壁張りとしてとても優秀なAキュウコンを採用した。
構築のピース3 ブリジュラス
この時点でカイリュー&Aキュウコンの並びはそれなりの勝率を叩き出せると確信していた。そこで勝率をそこからさらに上げるためには初手で相手のポケモンを把握しつつステロを撒くことが強いと思ったためこの環境No.2のブリジュラスをステロ撒き＋初手要因として採用した。
構築のピース4 キラフロル
基本の並びは完成したが弱点があったそれは受けループやママングライ、アマガドオー、キョジなどの受けよりの構築である。そこで受け崩し枠の採用が必要だと考えて前期の強者の対戦集を見ていると、ぼのぽにさんの動画でパワフルハーブアシッドボム採用のキラフロルを見つけ受け崩し＋選出圧力になると考え即採用した。
構築のピース5 マスカーニャ
上記4体では初手にサフゴがほぼ確実に出されるであろうと思いそれに強いマスカーニャを5体目として採用しようと思った。最初は鉢巻orスカーフで完璧なアタッカーとしようとしていたがこの後の6体目との強い動きを想定した時にタスキが強いと思いタスキで採用した。
構築のピース6 キョジオーン
今回の僕の壁構築の天敵として代表的なのが炎ケンタや鉢巻エースバーンだが壁を使う上で絶対に対策は組まないといけないと思いポケモンを模索しているとテラス権は使うがプレイヤーの力量次第では不利構築すらも破壊できるポケモンキョジオーンが思い浮かんだ。最初に述べたが僕はどちらかというと受けよりのポケモンを扱うのが得意だったし5体目のマスカーニャの毒ビシとかなり相性がよく炎ケンタやエースバーンにも初手テラスから塩漬けで試合のテンポを取れる＋何をしてくるかが読めない構築などにマジレスすることができる＋受けよりの構築にも強いと思い6枠目として採用し構築が完成した。
構築の総括【構築を使用した感想】
この構築は選出圧力の高いポケモン達で固めることによって相手が考える理想の動きをさせない（基本選出をなるべく通させない）＋こっち側は相手の構築に合わせて100%の動きで戦うということがこの構築最大の強みだった。強者の方達からすると穴だらけの構築かもしれないけど僕が今まで作って対戦してきた構築では1番強かった自信がある。そう思える構築を作れたことも一つの成長として次のシーズンも頑張る。
5.個体紹介
カイリュー@ラムのみ
テラス 地面
特性 マルチスケイル
努力値 H4 A252 S252
性格 いじっぱり
本構築で最も勝利を運んできたポケモン。今まで僕は最終構築にカイリューを入れたことが無かった。今期カイリューを使って思ったことは出来ることはとても多いが構築、環境によって強い型、弱い型がはっきり存在するということ。このカイリューの強みは壁さえ張れば相手構築を全抜きできるということ。実際勝利した試合のほとんどはラス1から3タテした試合ばかりである。また、環境からグライオンが減った＋ラウドボーンの増加により地面技の通りもすごく良かったため地面テラスにした。耐久にはさほど降ってないが壁と合わせることによって補った。ラムのみは状態異常（主にあくび）に対して強かった。しかしステロに弱いためブーツでもいいかもしれない。そこは環境に合わせて使い分けてた。
調整はアタッカーということでASぶっぱ！
選出率3位 本構築MVP
技構成
地震 後に出てくるが壁を張り竜の舞を積んだ後に打つテラス一致地震はほとんどのポケモンを貫いた
アイススピナー 地面技が効かない飛行タイプに対しての打点として採用。火力は控えめではあったがサフゴ、ブリなどの飛行テラスに合わせることができれば充分な火力が出せた。後環境に多かったイエニューラも破壊できて結果的に採用して正解だったと思う。
竜の舞 この技こそが地面テラカイリューとガブリアスの最大の差別化点だと思う。一回舞うだけでもほとんどのポケモンを対面から破壊できた。
アンコール 個人的に1番やばい技だと思う。回復技などで隙を見せた瞬間にそのポケモンを咎めることができ無償で竜の舞の起点にできるのが強かった。
Aキュウコン@光の粘土
特性 ゆきふらし
テラス 炎
努力値 H4 B36 C252 D4 S212
性格 おくびょう
本構築の壁張り担当。調整はシグマさんが動画で紹介していたアタッカーキュウコンの流用個体。壁張りとして耐久にもっと振ろうと思っていたがこの調整が生きた場面があり結果的に正解だった。正直ラッキーがすぎる。持ち物は壁のターンを伸ばせる光の粘土で確定。テラスはほとんど切ってないが鋼弱点を誤魔化せる炎。
選出率2位
技構成
オーロラベール 1ターンでリフレクター、光の壁を張ることができるバグ技。いうまでもなくめちゃくちゃ強かった。
吹雪 特性との相性がよく必中で一致120技で普通に壊れてる。Cにぶっぱしていたおかげで壁要因にも関わらず火力を出していた。
アンコール 壁の前で悠長に積んできたりステロ撒いてきたりする奴らを咎めて裏のカイリューの起点にしにいけてとても強かった。素早さが高いAキュウコンとの相性も良かった。
フリーズドライ 他の候補として痛み分けがあったが壁をなるべく長くカイリューに使いたかったため下手に耐久するよりは雪が枯れてもダメージを確実に与えられるフリーズドライを採用。実際水テララウドボーンやヘイラッシャなどにもいいダメージが出ていたしほとんど引かなかったが3割で凍らせれるのも強かった。この技もCぶっぱが生きた。
ブリジュラス@オボンのみ
特性 持久力
テラス 飛行
努力値 H252 B4 D252
性格 しんちょう
何と言っても型の匿名性が高すぎるし持久力か頑丈によっての対処がまるで違ってくる。今回は安定して強いステロまき＋初手要因として採用。HDぶっぱによって初手ガチグマの大地＋真空波をオボン込みで耐えることができる。（命の珠は話が変わる）ステロを撒くだけでもつよいのだがドラゴンテールによって相手の選出を把握できるし起点回避もできるし受け構築も半壊するこができた。ブリジュラスも今回初めて本格的に使ったがめちゃくちゃ強かった。
選出率1位
ボディプレス 持久力との相性が神すぎる技。技を喰らえば喰らうほどダメージも上がっていきAに振っていなくても持久力で防御が上がっていると充分な火力が出てた。
ドラゴンテール とにかくステロ、持久力と相性が良すぎる技。ダメージを与えつつ相手のポケモンを手持ちに返しステロダメでゴリゴリ削って行く。命中率が100じゃないのがネックではあるが、その考えを破壊するほどの強さがあったため採用。ほとんど当ててくれた。
ラスターカノン 正直キラフロルと相手のAキュウコンあたりにしか打ってないがやることが無いというターンを作らなかったのが偉かった。フェアリーテラスガチグマには刺さっていた。
ステルスロック 前の文章でも言ってるがドラゴンテール、持久力と相性が良すぎるし相手の裏からくるタスキ枠やカイリューのマルチスケイルの機能を停止して、こちらの地面テラカイリューの突破力を底上げしてくれた。
キラフロル@パワフルハーブ
特性 毒化粧
テラス 草
努力値 H4 C252 S252
性格 おくびょう
受け崩しとしての採用だったがキュウコンの壁と合わせると普通に高火力特殊アタッカーとしても戦えてびっくりした。やはり選出画面での圧力が高かったしタスキが多かった分パワフルハーブメテオビームを切った立ち回りをしてくれるひとが多かったから出した試合はほとんど活躍してくれた。そしてアシッドボムが受け崩しとして活躍しすぎた。構築として重かった天然やキョジに対しても安定して高火力で殴りにいけてそのまま3タテした試合もあった。ぼのぽにさんの動画を見つけて無かったら間違いなく採用は無かったからとても感謝している。この記事見てくださるかはわからないけどぼのぽにさんありがとうございます🙇確実に3桁の立役者でした！
選出率同率4位
技構成
メテオビーム 最大打点！！タイプ一致かつCを1段階上げながら相手を殴れる。生半可な耐久のポケモンに致命傷を入れることができ受け出しを許さなかった。しかし命中不安ではあったがそれ以上に魅力があったし実際大事な場面ではしっかり当ててくれたからさほどストレスは無かった。
アシッドボム 僕が完全に盲点だった技。過去に一度だけ僕が受け構築を使ってる時に当たったがフルボッコにされた。使う側になると、受けを破壊するのがとても爽快だった。天然、キョジ、隠密を持ってない受けポケを返り討ちにできたし何より読まれなかったのが1番強かった。
大地の力 パワージェムと迷った。しかしスカーフ以外のサーフゴーやブリジュラスなどに対して無類の強さを誇ったため対応範囲を広げるのも兼ねて今回は大地の力を採用した。実際めちゃくちゃ打った。
エナジーボール テラスとの相性が良いため採用。アシッドボムからエナジーボールを打ってテラスを切らなかったヘイラッシャをワンパンしたりシンプルにテラスエナジーボールでガチグマに致命傷を与えたりして順当に強かった。
マスカーニャ@気合いのタスキ
特性 変幻自在
テラス 鋼
努力値 H4 A252 S252
性格 ようき
キョジオーンが通る構築や毒ビシが刺さっている時に出していた。正直選出率こそ悪かったが出した試合ではしっかり仕事してくれた。微々たるものではあるが初手サーフゴーを牽制してくれていたと思う。サザンドラがいたら絶対出していた。テラスはまじで一回も切っていないが格闘技や神速を透かせるゴーストの方が多分強い。
選出率6位
技構成
トリックフラワー 専用技であり確定急所という追加効果がついていて強かった。アシレーヌやヘイラッシャがなぜか素で突っ込んできてくれたりで致命傷を与えれる試合も少なく無かった。
どくびし この後のキョジオーンとの相性が良すぎる技。対策してない構築には無類の活躍を誇る。また変幻自在によりマスカーニャの弱点をずらせるのも強かった。
はたき落とす シンプルにタイプ一致かつ相手の持ち物をなくして型もあらかた把握できる神技。マスカーニャと相性良すぎ。
けたぐり トリプルアクセルとギリギリまで悩んだ技。けたぐりを決定付けたのは確実性があったからで、トリプルアクセル外しや1回しか当たらなかったを言い訳にして負けたく無かった。実際構築として鋼サザンドラがきつかったからけたぐりが生きた場面はあったし、けたぐりのおかげで拾えた試合もあってめちゃくちゃ嬉しかった。
キョジオーン@たべのこし
特性 きよめのしお
テラス 霊
努力値 H252 B252 D4
性格 わんぱく
らいどとキョジに関する話（自分語りなので読まなくても大丈夫です！時間ある方は良ければ！）
何度も言うが本当にプレイヤー次第で小人にもなるし鬼にもなる。僕はこれまでのシーズンほとんどキョジオーンを使っていた。なぜかと言うと僕は構築を作る力、選出、プレイングよりも読みという点が優れていると思っているからである。（強者の方とは比べないでいただけると幸いです。あくまで自分の考えです）キョジオーンは塩漬けという最強技を搭載していて塩漬けを与えたあとに守るや自己再生の択を合わせることでその試合を制することができる。今までのシーズンはキョジの実力を半分しか使えてなかったが、今期、強者の方からしたらまだまだ下手くそやろと思われるかもしれないが僕の中では1番強く、上手く使えたシーズンだった。
調整
壁構築キラーの炎ケンタや受け構築、何をしてくるかよくわからない構築へのマジレス性能が凄まじくマスカーニャの毒びしや対策を組んでない構築に対してイージーwinできてとても強かった。あとカイリューの天敵のアーマーガァにも圧力をかけていた。調整はメジャーなHBぶっぱ。テラスは特性と呪いと相性のいいゴーストで採用。
選出率同率4位 今までのことも含めて裏MVP
技構成
塩漬け キョジオーンにだけ許された最強の技。塩漬けを入れるだけで不利対面を巻き返したりした試合が何回もあった。キョジオーンの核
まもる 塩漬け、食べ残しと相性が良すぎる。ターン稼ぎ、残飯によるHP回復、塩漬けの定数ダメを1ターンで行える有能技。
自己再生 高速回復技。何回も言うが相性が良すぎる。この後の呪いとの相性も非常にいい。キョジオーンの生命線。
鈍い（呪い） 積んでAとBを上げるもよし、テラスを切って定数ダメを入れるもよしで、テラス＋キョジオーンとの相性がとにかくいい。
6.基本選出と重いポケモン
基本選出
ブリジュラス＋Aキュウコン＋カイリュー
8割この選出をしていた。初手のブリでステロを撒き、Aキュウコンで壁を張り、カイリューで舞って全抜きをする。グライオンが減っていたおかげでこの選出で勝ちを重ねていった
対受け構築（受けル、ママングライ、キョジ、アマガドオーなど）
キョジ＋フロル@1
フロルとキョジは相手の構築に合わせて順番を変えていた。とにかくサイクルを崩壊させるために得意の読みを活かして勝ちを重ねていった。@1ブリジュラスになることが多かったが他と圧倒的な差はない。
対サザンドラ
マスカーニャ@2
少なくはあったが、サザンドラがいる構築はほぼ確定で初手にサザンドラ来たためマスカーニャのけたぐりで致命傷を与える動きをとっていた。本当に少なかったから正直書くか迷った。
重いポケモン
1.隠密鉄壁アーマーガァ
あまりにもガンメタすぎる。マスカーニャを確定で選出しなければならないがアーマーガァは基本ゴツメもしくはお盆を持ってることが多いしキョジの圧力でほとんど出てこなかったからこそ出てくる時のアマガが全部こんな感じだった。正直切ってた。
2.虫テラスブリジュラス
型が多すぎるせいで奇襲よりのテラス＋持久力はカイリューで突破が相当難しかった。全敗というわけではないが処理に相当手こずったため今回紹介。
3.初手スカーフ悪巧みサフゴ＋炎ケンタ＋耐久振りシルクのスカーフガチグマ（暁）
これは重いポケモンというよりは何もできずに完封負けした試合の相手側の選出。本当に何もできずに負けた。この選出この並びが一回しか来なかったのが救い。
7.終わりに
今回念願の最終3桁を取ることができてとても嬉しいです。今までずっとあと一歩のところで負けてしまう悔しいシーズンばかりで何度も辞めたくなったけど諦めずに続けてきてやっと努力が実りました。ここまで大した実績の無かった僕を応援してくださって本当にありがとうございました。間違いなく最終3桁と言う結果に繋がりました。最終3桁と言う一つの目標は達成したけど今度はこれを通過点にして次はレート2000目指して引き続き頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。本当に長い文章ではありましたがここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
ポケットモンスター最高のコンテンツ！！！！
Special Thanks
攻め意識さん、リザドラナさん、だいぴぴさん、遼奈さん、シンシアさん、にがやさん、とわいらいとさん、願い事さん、フォロワーの皆様、対戦してくださった方。
おまけ
構築名最強の拒絶タイプの由来→エヴァンゲリオン第10の使徒ゼルエルより引用。
個体紹介の時の各ポケモンの写真について。
テーマは集合。各々のポケモン達がそれぞれ違う場所から構築として結束しようとしているような写真をまじの素人ながら頑張って撮影しました。下手なのは許してください。（初めての構築記事でやりたいことをやったので多めにみてください🙇）
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