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未だ解けない古代の謎!イースター島の“モアイ”ってどこから来たの?🇨🇱

Hello!


 突然ですが、
モアイ
と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?


「大きな顔」
「イースター島にある石像」
「今でも謎が残る古代のミステリー」


など
イースター島にある不思議な石像』
というイメージがあるのではないでしょうか?

モアイは昔から何度も特集され、
・誰がどうやって作ったのか
・何のために建造されたのか
・イースター島へ来た由来や理由
・誰がどうやって運んだのか

など


諸説ありますが、その本当の謎は
未だ解明されていません。


でもよく考えてみてください。


今や、医療の現場やミイラの分析、
ピラミッドの中でさえ


赤外線スキャンや
ドローンによる3D計測など先端技術、


ファイバースコープを使った調査などで
古代の謎が解明され始めているこの時代に


『モアイの謎』は未だ専門的な学者たちが
長年研究しているにも関わらず、
その謎を解明できていないのです。


もはやロマンすぎて、
古代文明や歴史が大好きな私にはたまらないです。


謎が解明されて欲しいという気持ちと同時に
ミステリーだからワクワクするという
複雑な気持ちもあります(笑)

ただ過去は必ず未来に繋がっています。


祖先が創り出す古代の謎は、
私たち人間のあるべき姿、
当時の最新技術や芸術性、


後世に何かの意思を
残そうとしたのかもしれません。


本日はそんな知られざる歴史を
一緒に深堀りしていきましょう!


今から何千年も前に
人の手によって造られた石像が
実は現代より優れた技術を用いて
設計や建造をされていたのかもと考えると、


世界にはまだまだ未知のものが
たくさんありますね。

ここからは『イースター島/モアイ』の
・歴史
・基本情報
・行き方
・予算
・必要日数
など


知っておくとより楽しめる
歴史や観光情報を詰め込んでいきます!

🇨🇱この記事はこんな人におすすめです🇨🇱
・モアイが好きな人
・イースター島に行ってみたい人
・モアイの歴史に興味がある人
・イースター島へ旅行予定がある人

この記事を読むと
『世界の謎』に秘められた歴史や人々の想い、
そして私たちの好奇心や探究心が
「その謎を解明する何よりの手がかり」
ということに気づくことができるでしょう。

そもそも『モアイ』
どこに何のためにあるのでしょうか?


歴史を知ると、
実際に訪れた時の感動がより高まりますよ!


《歴史》

まずは【イースター島】の歴史をご紹介します。


イースター島(ラパ・ヌイ)は
チリ領の南太平洋
東部に位置するポリネシアの島。


1722年のイースター(復活祭)の夜、
オランダ人が南太平洋上に浮かぶ
小さな島を発見したことから
この島の名称が名付けられました。

「イースター島の地図」引用:Wikimedia Commons

Q.イースター島の大きさは?
イースター島の面積は約163.6㎢


日本で一番面積が小さい県である
香川県の面積が約1877㎢なので、
イースター島がいかに小さい島か分かりますよね。


Q. イースター島はどうやってできた?
一説では、火山活動によって
約300万年前に島が生まれ、
火山の噴火や溶岩流によって
地形が形成されたと考えられています。


島に最初に定住した人々は
ポリネシア人だと推測されており、
その歴史は約1,000年以上前にまで遡ります。


彼らは島の資源を利用し、
農耕を行い、文化を築いていきました。

Q. なぜイースター島の人々は衰退したのか?
16世紀以降、イースター島では
内部の部族間争いや
資源の枯渇などの問題が発生し、
島の社会は崩壊していきました。


モアイの建造も停止され、
一部の像は未完成のまま残されました。


18~19世紀には、ペルー人により
島内の約1,500人もの人々が島外へ連行され、
奴隷として使役される時期がありました。


この時期にはモアイが倒されたり、
破壊されることもあったそうです。


また外部との接触により天然痘ウイルスや
結核などの病原菌も島内に持ち込まれ、
1870年代には人口は約100人にまで減少し、
先住民は絶滅寸前まで追い込まれていた
と言われています。


現在では、島の文化と歴史の保護が進められ、
約4000人もの人々が平和に暮らしています。


Q. 文字はあったの?
19世紀にラパ・ヌイ語と推測される
『ロンゴロンゴ』という絵文字が発見されました。


可愛いような…落書きのような…。
でも何となく意味が分かる感じが
古代文字らしいですね。

「ロンゴロンゴ」引用:Wikipedia


次に【モアイ】の歴史をご紹介します。


モアイは(Moai)は、
イースター島内に約900体ある謎多き巨大な石像。


漢字だと「模合」と書くようです!


大きさは3.5m、
重量20t程度のものがほとんどですが、
大きいものでは20m、重量は90tにもなります。


玄武岩などの火山岩を用いて
彫刻されているモアイですが、
一般的には人間の頭部と上半身を表現しており、
全体的に細長い形状をしています。


重量が数tにもなる巨大な石材から造り出す
モアイの制作や運搬は
当時、技術的にも物理的にも
非常に高度だったことが分かります。


モアイの建造と移動は、
さぞ緻密な計画と大勢の労力を要する
大事業だったのでしょう。

Q. 誰によって何のために作られたのか?
モアイ像はイースター島の先住民である
ラパ・ヌイ族によって建造されました。


モアイは、
島の豊かな文化や宗教的な信仰の一環として、
おそらく祖先の神聖な存在を表していた
と考えられています。


主に集落の境界や重要な場所に配置され、
イースター島の風景を
特徴づける存在となっています。


そして一説では、
「モアイ像が集落を守るように立っている」
とも言われていますよね。


その代表的なモアイ像が
『アフ・トンガリキの15体のモアイ像』です。

アフ・トンガリキの15体のモアイ像

またモアイの目には霊力が宿る
と考えられていたため、
戦いの後には、必ず目をつぶしていたようです。


イースター島で唯一の集落ハンガロア村から
徒歩約10分ほどの場所に位置する
『アフ・コテリク』には
目のあるモアイがいるので要チェックですよ!


Q.モアイ文明はどうなったの?
現在では観光名所としても人気のモアイですが、
18世紀以降には、ある4つの理由から
モアイ造りは終息したと言われています。


1:資源の過剰利用

モアイ像の建造には
大量の木材や食料資源が必要だったため、
大規模な森林の伐採が行われました。


しかし、その行為によって
生態系が破壊されてしまいます。


2:農業の衰退
森林の減少と土壌の劣化により、
主要な食物源であるタロイモの栽培が
難しくなったことで食糧不足になり、
人口の増加や社会の維持が困難となりました。


3:社会的な変動と紛争
島内でのモアイ建造の競争や人口の増加により、
内部での社会的な緊張や紛争が生じることになります。


モアイの建造は一部のエリート層や
部族間の権力争いと関連しており、
これが社会の分断や不和を引き起こした
と考えられています。

4:欧州の接触と疫病
「イースター島の歴史」でも前述した通り、
外部の人々の接触によって、
イースター島の先住民は外来の疫病にさらされ、
人口が急激に減少しました。


ヨーロッパ人による奴隷取引も行われ、
島の人口や文化に深刻な影響を与えた
と言われています。


これらの大きく4つの要因により、
イースター島の文明は衰退し、
モアイの建造や社会的な活動は
終了することになってしまいます。


・人口の減少
・環境の劣化
・社会の崩壊

などが進み、


イースター島の先住民は
非常に困難な状況に直面していたんですね。


Q.「モアイは自分で歩いた」って本当?
これも長年さまざまな
テレビ局や書籍などでも特集され、
未だはっきりと断定できていない、謎中の謎です。


諸説ありますが、現在では

モアイ像を立てた状態で縄で縛り
順番に左右へ揺らしながら、歩かせるように前に進める

という方法が実証されているようです!

「歩くモアイ」引用:カラパイア https://onl.la/5LbYm5M

実際に私もテレビで
モアイの前に丸太を並べてその上を歩くように
動かしていく様子を見たことがあります。


大人数で、かけ声をかけながら
少しずつ前に前にと進んでいたのは驚きでした!


また専門家たちによる研究の結果、
モアイの内部から島外の人々の
DNAは検出はされなかったことから、


モアイはポリネシア人たちが
自分たちの資源と技量によってモアイを建造し、
自分たちだけで動かしていた
と明らかになっています。


どれだけ発達した文明を持っていたんだ!
とますます不思議が深まりますね。


《おまけ》

ラノ・ララク(Rano Raraku)
現在、モアイは
イースター島全体で見ることができますが、


ラノ・ララク
という火山の噴火口では、
多くの未完成のモアイや
制作過程の痕跡が残っています。

また、モアイ像のある「ラパ・ヌイ国立公園」は
1995年UNESCOの世界遺産に登録されています!


さて、長かったですが(笑)
ここまでが歴史になります。


有名なイースター島ではありますが、
「意外とその歴史を知らなかった」
という方は多いのではないでしょうか?


ではここからは実際に訪れる際に
必要な情報をまとめていきます。

《行き方》


イースター島へのアクセスは2経路あります。


❶タヒチ経由
日本

タヒチ

イースター島
のルートです。


日本からタヒチまでは飛行機で約11時間、
タヒチからイースター島までは約5時間なので、
合計すると、約16時間のフライト時間になります。
※タヒチからイースター島までの就航は週1のみです※


このルートは
日本から訪れる場合に1番行きやすく、
全体の旅費も抑えることができます。


チリの首都サンティアゴ経由
日本

(乗り継ぎ)

サンディアゴ

イースター島
のルートです。


東京からサンティアゴまでの
フライト時間は約20〜24時間程、
そこからイースター島までは約5時間なので、
合計すると、約25〜29時間のフライト時間になります。
※サンティアゴからイースター島までは1日に1~3便就航しています。※

(※例)日本→サンディアゴ✈️

この乗り継ぎや時差、フライト時間の長さから
「イースター島へは若いうちに行った方がいい」と
言われる1つの理由かなと思います。


気になる方はぜひ一度
🔍 スカイスキャナーなどで検索をし、
時期や日数などを検討してみてください!


【注意点】
※2023年5月現在、タヒチまでの直行便は
就航していないため乗り継ぎ便のみになります。
※事前に渡航制限があるか必ずご確認ください。


《時差》

時差は日本のー15時間
つまり15時間過去に戻ります🕗
※サマータイム実施期間中はー14時間。


《VISA》

観光目的の90日以内の滞在なら不要!
パスポートの残存期間は
【帰国時まで有効なもの】が必要です。


【注意点】
イースター島に入島する場合は「申請手続き」が必要です。
※2019年9月〜事前のオンライン申請が必須!
※渡航日の3週間前から申請が可能です。

入島申請サイト(英語)

入島申請サイト(英語)
https://ingresorapanui.interior.gob.cl/#
イースター島 公式案内サイト(英語)
https://www.gob.cl/rapanuiprotegida/en/


完了後に入島許可書が発行されますので、
印刷するかメール保存をし、
現地で提示できるようにしておいてくださいね。


《言語》

公用語はスペイン語ですが、
観光地なので、英語も通じます。


《乾季・雨季》

乾季:11~4月
(温暖な気候で雨量は比較的少ない)
雨季:5~10月
(暑さは和らぐが湿度が高く)


基本的には乾季の時期がベストシーズンです。


年間平均気温は約21℃と過ごしやすい気候です。
日中の最高気温は約25℃ですが、日差しが強いのが特徴です。
日本と季節は真逆ですのでお気をつけください!


《予算》

(2023年5月のレート)
✈️航空券
約30万円〜60万円(往復)
🏨ホテルの宿泊費
1泊あたり約2〜5万
高級ホテルでは約5万以上
🔭アクティビティ
1人あたり約数千円から数万円以上
🚎交通費
1人あたり約数千円から数万円以上


💰全体の予算
最低予算:数十万円以上
豪華な旅行の場合:数百万円以上


タヒチ経由が1番お得ですが、
現在は就航していないので、


募集型のツアーに参加したり、
出発のタイミングを見計らったりしても
良いかもしれませんね。


【注意点】
※航空会社やホテルは時期・日数により価格は大きく変動します。
※予算には余裕を持っておくことをおすすめします。

《必要日数》


短期滞在
(3~4日)
イースター島の主要な観光スポットや
モアイ遺跡を訪れる場合は
3~4日程度の滞在でも
基本的な観光を楽しむことができます。


中長期滞在(5~7日)
よりゆっくりとイースター島を楽しみたい方は
5~7日程度の滞在がおすすめです。


主要な観光スポットに加え、
島の自然や文化に触れたり、
ハイキングやトレッキング、
海でのアクティビティなどにも参加できます。


長期滞在(10日以上)
より深くイースター島を探求する場合や
リラックスした滞在をしたい場合は、
10日以上の滞在がおすすめです。


10日以上あれば、
島の裏側や辺境の地域にも足を運ぶことができ、
地元の文化や生活に触れることができますよ。


《人気ホテル》

(※Tripadvisorランキング)

Hare Nua
ホテル ハンガロア
Hotel Hare Uta
タハ タイ ホテル
トウラア オテル


この他にも多くのホテルやホステルもあるので、
ご自身のご希望のステイルに合わせて
調べてみてくださいね!

いかがでしたでしょうか?


謎多き文明であるイースター島とその歴史は
私たちが思っている以上に
ずっと数々の試練や奮闘を乗り越えて
現代にまでその文化が
色濃く残っていることが分かりました。


この記事を読んでいただいたあなたは
不思議と「モアイ」に
親近感が湧いてきたのではないでしょうか!?


より詳しい旅程や旅費などが気になった方は
ぜひ一度 🔍トラベルコで検索してみてください!

【検索するときのポイント💡】
「海外ツアー」「海外航空券+ホテル」
両方で同じ条件(日時・フライト便・ホテル名など)を
入力して検索してみてください。

不安な方は一度旅行会社に相談してみてくださいね。


島内でのツアーやアクティビティーは
ガイドさんが付きますので、事前予約必須です!


そしてイースター島を訪れる際の
注意点やトラブル対策などは
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『モアイ』とメッセージを送ってください!
(動画付き)
※自動返信となります。
※手動の場合、お時間を要することがあります。
予めご了承ください。


本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました!


今、冒険の旅に出かけよう🌏
See you next time!

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