出会えたら奇跡!?天空に現れる神秘の絶景“オーロラ”はどこで見られる?🇨🇦
Hello!
突然ですが、
『オーロラ』
と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
「神秘現象」
「カラフルな光のカーテン」
「寒い地域でしか見られない光景」
など
『自然が創りだす神秘的な光景』
というイメージがあるのではないでしょうか?
よくテレビで特集していたり、
旅行雑誌にも掲載されていたりと
多くの人々にとって
“死ぬまでに一度は見たい光景”だと思います。
そんなオーロラですが、
この地球上で観測するには
どこがベストスポットかご存知ですか?
それは…カナダのイエローナイフです!
イエローナイフは
カナダのノースウエスト準州の州都。
北極圏から約400km南に位置し、
グレートスレーブ湖の北岸に広がっています。
ノースウエスト準州は人口が少なく、
広大な地域には川や湖、
永久凍土が広がっています。
なぜそんなイエローナイフが
オーロラの観測値世界一だと言われているのか。
そしてそもそも“オーロラ”とは何なのか?
この記事を読むと
・イエローナイフについて
・オーロラの不思議
・オーロラ鑑賞の方法
・オーロラ鑑賞以外の観光
などを知ることができます!
そして実際に訪れるために
必要な情報も詰め込んでいきます!
世界にはさまざまな
「なぜ?」が存在していますが、
その中でも自然現象は特別不思議ですよね。
本日はその謎をぜひ一緒に見ていきましょう!
《オーロラとは?》
では早速、オーロラの不思議を
解き明かしていきたいと思います。
Q. オーロラって何?
オーロラ(Aurora)は、
地球の大気中で発生する光現象の一種。
一般的には極地近くの
高緯度地域で観察されることが多いですが、
強い太陽活動の際には
低緯度地域でも観測されることがあります。
オーロラは太陽からの荷電粒子
(主に電子や陽子)が地球の磁場に捕捉され、
大気中の酸素や窒素の原子や分子と
相互作用することで発生します。
この相互作用により、
大気中の原子や分子がエネルギーを吸収し、
それを光として放出します。
オーロラは一般的に緑色や赤色の光で観測されますが、
青色や紫色の光も見られることがあります。
色は相互作用する原子や分子の
種類や高度によって異なっています。
「…だから結局オーロラって何?」
と思ったあなた。
難しい話になってしまいましたが
つまりオーロラは
ということになります。
だから太陽風が強くなればなるほど、
オーロラの濃さは目に見えるほどになるし、
どこの高さで原子がぶつかるかによって
オーロラの色も変わってくるというわけです。
Q. なぜ形や色がさまざまなの?
オーロラの形には何種類があると言われており、
・アーチ
・カーテン
・コロナ
・大波
・弧(アーク)
・拡散オーロラ
・脈動オーロラ
などが挙げられます。
その中でも有名なものは
・アーチ型
・カーテン型
・コロナ型
の3種類です。
そして「色」についてですが、
これは“高度”が関係しています。
一般的には
高度約200km以上→赤
高度約100~200km→緑
高度約100km→青・紫・ピンク
がこれらの色を作り出す高度だと言われています。
例えば、プラズマのエネルギーが弱いと
低い高度(私たちのいる場所)まで届かないので、
赤色になります。
反対にプラズマのエネルギーが強く、
地球の中まで届くように入ってくると
青や紫・ピンクに変色していくということです。
ということはどこでプラズマと原子が衝突して
その色を出すかは完全にタイミングによって
異なるということですね。
Q. 寒いところでしか見れないの?
実はオーロラが発生する条件に
「気温」は関係ありません。
つまり“寒い場所”という条件は不要です。
意外ですよね!?
ではなぜ「オーロラ=寒い場所」という
イメージが強いのでしょうか?
オーロラは地球の磁場に沿って発生します。
磁場の近くに位置している地域(寒い場所)は
地球磁気圏の「プラズマシート」に
光のエネルギーが溜まりやすいため、
オーロラが発生しやすいのです。
またオーロラは明るい夜や暗い場所が
観測地として適しています。
都市の明かりや月明かりが強すぎると、
オーロラの光が見づらくなる可能性があり、
冬季は夜が長く、
寒冷地域ではクリアな天候が多いため、
オーロラ観測に適しているとされています。
ただもちろん夏季でも
暗い場所やオーロラの活動が活発な地域では、
オーロラを観測することができますよ!
Q. オーロラの音は聞こえる?
「え?オーロラの音なんてあるの?」
と思いますよね?
実はオーロラは太陽風と電気を帯びた
粒子(プラズマ)の衝突なので、
ごく極々稀に音が聞こえることがあるそうです。
その音は人や環境によっても違いがあるようで、
2人中1人しか聞こえないなんてこともあるよう。
そんなオーロラの音、
どんなものか気になりますよね?
音は
・パキパキ
・サラサラ
・シューシュー
と聞こえることが多いようで、
その原理はプラズマと原子が
急速に放電することにより、
破裂音のような音がするとされています。
ただ、高性能なマイクでも
その音を拾うことは難しいため、
現在でもその音の正確な正体や
聞こえ方というのは研究が進められています。
Q. 日本でも見れるの?
北極圏やイエローナイフで
見られることが多いオーロラですが、
実は昔は日本でも観測できていたと言われています。
当時はほとんどが赤い色をしていたため
「赤気」や「紅気」などと呼ばれ、
日本書紀の推古天皇(620年)や
天武天皇(682年)の時代から江戸時代に至るまで、
京都や江戸などで
北の空が赤く光る現象が報告されています。
当時は現在より日本の磁気緯度が高かったため、
本州でもオーロラを見ることができた
ということです。
また北海道では現在でも、
11年に1度くらいの間隔で見れるとされています。
Q. なぜイエローナイフは観測地No.1なの?
ここまでを見てみると、
なぜイエローナイフが観測地として適しているのか
お分かりいただけたかと思います。
理由を大きく4つにまとめると
1:地理
イエローナイフはカナダ北部に位置し、
北極圏に近い地域です。
オーロラは主に磁場の近くで発生するため、
北極圏に近いほどオーロラを観測しやすくなります。
→条件GOOD👍
2:磁気環境
イエローナイフは磁場の強い地域にあり、
地球の磁気圏の一部である
オーロラオーバル(オーロラ帯)に位置しています。
→条件GOOD👍
3:天候条件
イエローナイフは乾燥した気候であり、
晴天率が比較的高いため
オーロラが見える条件が整いやすくなります。
→条件GOOD👍
4:シーズンの長さ
イエローナイフでは、11月から4月にかけて
オーロラを観測する機会が最も多いとされています。
この期間は夜が長くなります。
→条件GOOD👍
とまぁここぞとばかりにオーロラ観測に
ぴったりな条件が揃っているわけですね。
そんなイエローナイフでは
年間240日はオーロラ鑑賞が可能!
遭遇率は3日間の滞在で95%!
と驚異的な数字もたたき出しています。
《イエローナイフ観光》
では次にイエローナイフで楽しめる
観光名所やイベントをご紹介していきます。
◾️オーロラ観測
冬季(11月〜4月)には
オーロラが頻繁に見られるため、
多くの観光客が訪れるベストタイミングです。
オーロラツアーに参加したり、
専用の観測スポットに行ったりして、
幻想的なオーロラを鑑賞をお楽しみください♩
◾️オーロラビレッジ
オーロラビレッジは
オーロラ観賞用の専門施設。
内には先住民の文化を体験したり、
アクティビティーをしたりと
さまざまなスポットがあるので、
夜、オーロラが出るまでは
ここで観光を楽しみましょう。
実は冬季限定で
360度回転&180度のリクライニング機能がついた
「オーロラこたつ」もあるので、
暖かい場所で鑑賞も可能ですよ。
◾️グレートスレーブ湖
イエローナイフの近くにある
グレートスレーブ湖は、北米最大の淡水湖であり、
美しい景観が広がっています。
湖でのカヌーやボートツアー、
釣り、湖畔でのピクニックなど、
アクティビティを楽しむことができますよ。
◾️ノーザン ヘリテージ センター
ノーザン ヘリテージ センターは
先住民文化を体験できる人気観光スポット。
ここでは野生動物のはく製や
先住民族の工芸品や展示物など
貴重な歴史や文化に触れることができます。
入場料はなんと無料です!
◾️ドッグスレッド(犬ぞり)体験
冬季には、イエローナイフ周辺で
ドッグスレッド(犬ぞり)体験を
楽しむことができます。
犬ぞりのツアーに参加して、
犬ぞりに引かれながら雪原を冒険してみては?
《行き方》
【飛行機】
日本
↓
カナダ(乗り継ぎ)
↓
イエローナイフ
【シャトルバス・タクシー】
空港からイエローナイフ市内へは約6km。
イエローナイフ
↓(約10分)
イエローナイフ市内
飛行機での所要時間は約15〜21時間が目安です。
私が試しに検索した画面では、
・カルガリー
・バンクーバー
・エドモントン
乗り継ぎが多かったです。
気になる方はぜひ一度
🔍スカイスキャナーなどで検索をし、
時期や日数などを検索してみてくださいね!
【注意点】
※直行便は就航していないため乗り継ぎ便のみになります。
※事前に渡航制限があるか必ずご確認ください。
《時差》
時差は日本のー16時間
※サマータイム実施中はー15時間
カナダ国内でも時差があり、
イエローナイフはトロントよりー2時間です。
《VISA》
eTA(電子渡航認証)の取得が必要です!
eTA取得後は最長6ヶ月まで滞在可能。
(滞在可能日数は入国審査課によって決定)
認証日から最長5年以内は
何回でも入国が可能となります!
※パスポートの有効期限が5年以内の場合は
パスポートの有効期限まで。
こちらの公式サイトから申請ができます。
申請自体は2〜3分で完了しますが、
審査に時間がかかる場合があるので、
余裕を持った手続きをしてください。
パスポートの残存期間は
【カナダ出国予定日+1日以上の残存有効期間】
が必要です。
《言語》
実はイエローナイフは
全部で11カ国語の公用語があります。
ただ基本的には
英語とフランス語が主流です。
《ベストシーズン》
冬季:11月中旬~4月
冬季はオーロラが最も頻繁に観測される時期ですが
平均気温が氷点下になるため、防寒対策として
専用の防寒具をレンタルする必要があります。
犬ぞりやスノーモービルといった
冬ならではのアクティビティも
ぜひ体験してください。
夏季:8月中旬~9月
夏季には長い日照時間があり、
自然環境が活気づきます。
湖でのカヌーや釣り、
ハイキングなどのアウトドア活動が盛んで、
緑豊かな風景を楽しむことができます。
夏季にもオーロラを観測することはできますが、
日没時間が遅くなるため、
オーロラ観賞には夜遅くなることがあります。
ただ湖が凍らないので、運が良ければ
反射した「逆さオーロラ」を
見ることができるかもしれませんよ。
《予算》
オーロラ鑑賞を目的とされる場合は、
個人でチケットを確保するより
ツアーを予約する方がおすすめです。
現地のプロは
オーロラが出現する場所を把握していたり、
飛行機代やホテル代、オプショナルなどを
含めて出していること多いので、
比較的個人で全部手配するより
お得になる場合があります。
安くて安心もついてくるなら嬉しいですよね。
こちらはHISの添乗員付きツアーの一例です。
こちらはトラベルコのツアー代金になります。
最安値が約27万、
最高で年末年始の約45万円
となっています。
夏の時期が良い方はまた別日程で
検索してみてくださいね。
【注意点】
※航空会社や時期・日数により価格は大きく変動します。
※予算には余裕を持っておくことをおすすめします。
《必要日数》
最低滞在日数:3〜4泊
平均滞在日数:3泊5日〜6泊8日
オーロラ鑑賞のみの場合:3泊5日
オーロラ&アクティビティー:4泊6日
文化体験も含めたしっかり観光:6泊8日
というようなイメージです。
時差ボケもあり、
到着後何日かは眠いかと思うので、
旅程には余裕があった方が安心です。
《人気ホテル》
第1位:エクスプローラー ホテル
第2位:シャトー ノヴァ イエローナイフ
第3位:スーパー 8 モーテル - イエローナイフ
第4位:ベイサイド ベッドアンドブレクファースト
第5位:イエローナイフ ポーラースイート
(※tripadvisorランキング)
この他にも多くのホテルやホステルもあるので、
ご自身のご希望のステイルに合わせて
調べてみてくださいね!
いかがでしたでしょうか?
なぜイエローナイフが
「世界一の観測地」と言われているのか、
オーロラの不思議などが
少しでも知っていただければ嬉しいです!
もし冬季の時期に行かれる場合、
予約はすでにスタートしていますので、
気になる方はぜひ
🔍トラベルコで検索してみてくださいね!
そしてイエローナイフを訪れる際の
注意点やトラブル対策などは
公式LINEで発信しています!
・トラブル対策しておきたい
・持っていくものは?
・出発する前に確認しておきたいこと
+@の情報を知りたい方は
公式LINE上で
『オーロラ』とメッセージをお送りください!
(動画付き)
※自動返信です。
※手動の場合、お時間を要することがあります。
予めご了承ください。
本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました!
今、冒険の旅に出かけよう🌏
See you next time!
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