50歳過ぎての起業は準備時間なんてない
昨日は勤務はシフト休み。
このところ人出不足で、6勤1休が続いたりして
なかなかクタクタだったのに、
休みの日は気分転換にしなきゃ!と余計出掛けたりしてたので
本格的にクタクタ。
その上、退職を決めて気持ちの持ちようが変わり
気が抜けたのかさらにクタっと。
とはいえ、起業準備で
昨日はせっせと電子ブックを読んでいたのですが。
↓
会社を辞めずに収入を月50万円増やす
なんとも具体的な書名ですが、
とにかく早急に起業対策せねば、なので
巻末の「自分に最適なビジネス発見シート」に惹かれて購入し、
即読みました。
私にとって良かったのは、
この本が「50歳過ぎて、定年まで
とりあえず今の職場で働く予定だった人」に向けての
起業本であること。
若いうちの起業と、歳取ってからの起業は違う。
歳食ってるととにかく「時間が無い」。
実際に会社で働いて時間もなく、体力も落ちてきてて
いろいろギリギリのところで立ち上げる起業は
新しい資格を取ったり、未知の分野に挑戦する余裕はない。
過去のリソースの中から換金できそうなものをピックアップし、
準備がどうのと言う前にとりあえず換金してみなければいけない。
チェックシートで過去のリソースを洗い出しするのですが、
こういうのを書く時って「何か自分でも気付かなかったお宝が隠れているんじゃないかしら」と
期待したりするんですよね。
でも、実際に書いてみると
「あー、結局それかぁ」という
今まで起業セミナーでも他のチェックシート類でも
散々書いてきた項目ばっかり。
(私の場合は文章関係ばっかりです。
SNSやメール代行をやったり、イベント広報を打ったりしてたので。)
なので、結局のところ
そういう「見飽きたんですけど」なリソースを
もう一度大事に復習することになるんですね。
思えば、自分のリソースに「飽きている」なんてのは
自分そのものに飽き飽きしてるんでしょう。
自分に飽きてしまったら終わりだな。
そして、この本で再確認したのは
会社勤めと起業の心構えの違い。
起業本での基本中の基本なんですが、
会社で社員がやってるのは「作業」、
起業という「自分会社」の社長である自分がするのは「システムも構築」だ、というのを
肝に銘じなければ、
起業のつもりが「下請け業者」での一作業員、になって
相変わらず馬車馬し続けることになりかねない。
今、これを通勤途中の電車で書いている間も、
勤務職の社長から「業務連絡」のLINEがひっきりなしに来ます。
業務時間外にこれはなぁ、というのは
まぁ慣れてしまったのですが、
社長にとっては当社は「自分の会社を動かすワクワクゲーム」なので
もう勤務時間内とか外とか構わず
ずーっと「社長」してたいんだろうなぁ、と思う。
起業したら、そういう「社長マインド」でやってないと
起業にならない、ということですね。