最近の活動報告

 この2カ月ほど、SNSや辻立ちなどの各種活動を控えていました。

 今年度上半期は新庁舎建設を巡る激しい議論がありました。今振り返っても、自分の主張に自信を持っています。しかし、主張の伝え方や立ち振る舞いには後悔が残ります。対立を不必要に煽るような言葉を使ってしまったことは、私の未熟さからくるものです。

 振り返ってみると初当選から今まで、何かを発信し続けることを大切にしてきました。SNSに限らず、ビラの作成や市政報告会などなど。しかし、その発信や活動を巡っては、常に何かしらの批判が付きまとっていました。

 今までは「人と違うことをすれば批判を浴びて当然だ。」と思ってやってきましたが、新庁舎の件を受けて、さすがに一度立ち止まって内省してみようと考えました。踏みっぱなしだったアクセルに、初めて意図的にブレーキを入れてみました。

 ブレーキを入れて気付いたことは、「やらなければ楽だ」ということに尽きます。義務的な仕事や受動的な仕事だけをこなせば、そんなに批判を浴びることはありません。しかし、そんな時間を過ごせば過ごすほど思います。
 
「決められたことだけやれば大きな批判を浴びることは無い。だけど、こうやって議員は堕落していくんじゃないだろうか。失敗の理由を誰かや何かのせいにして、自分を甘やかしていく。やらない理由を探すのが上手になっていく。」

 そんな当たり前に気付くのに、2カ月かかりました。つくづく自分の未熟さに嫌気がさしますが、きっと自分にとって必要な時間だったとも思います。
 
 これまでの9年間の議員活動、たくさんの失敗がありました。それでも挑戦し続けることができるのは、応援し支えてくださる皆様がいらっしゃるからこそです。その原点に立ち返れば、失敗を恐れずに新しいことに挑戦することこそが私の役割です。積極的に発信し続けることはとても大切なことです。
 
 自分を信じて、皆様を信じて、南九州市を信じて、積極的な議員活動に励みます。

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