#13 子育て|現役最年少議員が鹿児島県知事選を3分で解説してみた
みなさんこんにちは!南九州市議会議員の日置友幸です。
さて、鹿児島県知事選が始まりました!
これから7月11日まで何かしら投稿するので、もし良ければご覧ください! ポリシーは、わかりやすく、短く。
ちなみに、、、
①ドルフィンポート ②総合体育館 ③川内原発 ④投票率 ⑤農業 ⑥観光 ⑦LGBT ⑧錦江湾横断ネットワーク ⑨馬毛島問題 ⑩防災 ⑪教育 ⑫南九州市と更新してきました。
第13回は教育です!
1.子育ては楽しいですか?
「子育ては楽しいと思いますか?」
2019年。鹿児島県は、県民意識調査の中で、こんなストレートな質問を投げかけています。
その結果はご覧の通り。
その通りと答えた人が90%を越え、前回(2014年)より7.2ポイントも増加しています。
10%弱の方がそう思わないと答えていることは重く見ないといけません。しかし、県民の9割は楽しく子育てができており、トレンドとしては良い方向に進んでいるようです。
じゃあ、課題が無いかといえば、決してそういうことではありません。ここでは、2つの課題を記します。
2.保育施設が足りない、鹿児島・姶良。
待機児童という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。この待機児童の定義は細かく、また多くの議論があるのですが、それを記すと一本記事が書けます。なのでここでは
「保育施設に入所申請をして、入所の条件を満たしているのに、入所ができない状態にある子ども」
と説明します。それでは、鹿児島県の状況はどうでしょうか。以下は、鹿児島子ども未来プラン2020より、待機児童の推移です。
見るとわかる通り、若年層人口の割合が多い鹿児島市や姶良市でその問題が顕著となっていることがわかります。
保育施設については基礎自治体(市町村)の役割が大きいのですが、財源的な問題から県独自の取り組みも求められています。特に待機児童の多くを占める1~2歳児の枠を増やすことが喫緊の課題です。
各候補者、このことに触れているでしょうか?
3.産科が足りない、曽於
鹿児島や姶良が子どもを預ける施設が足りない一方、曽於では子どもを産む施設が足りずに困っています。つまり、急激な少子化により産科が成り立たなくなっているのです。下のグラフをご覧ください。
また、この数字では見えませんが、広い2次医療圏では最寄りの産婦人科まで30分以上かかる地域も珍しくなく、大きな課題となっています。
子どもを産む環境を守るため、行政の必死の取り組みが続きます。私の住む南薩2次医療圏で言えば、、、
・令和4年度開業予定の新県立薩南病院に産婦人科を設置。
・枕崎市・指宿市・南九州市による、国立指宿医療センター産科への財政支援。
などがあります。
4.候補者のマニフェスト
各候補者の子育てについてのマニフェストは大量かつ広範囲なので、選挙公報と候補者HPの該当リンク先を載せます。ご了承ください。
横山ふみ子さんマニフェストHPリンク *医療政策4に記載あり
青木りゅうこさんマニフェストHPリンク *リンク先が子育て施策
三反園訓さんマニフェストHPリンク *主にP7に記載あり
伊藤祐一郎さんマニフェストHPリンク *主にP17~18に記載あり
塩田康一さんマニフェストHPリンク *主に4働きやすい福祉の実現に記載あり
有川博幸さんマニフェストHPリンク *②-4に記載あり
掲載は届け出順です。なお、武田信弘さんのマニフェストには記載がありませんでした。
7月12日は鹿児島県知事選です!投票に行こう!