9月第2週のご報告。奨学金,市営プール,上山田太鼓踊り【Vol.6】
みなさんこんにちは、南九州市議会議員の日置友幸です。
9月第2週は朝夕の涼しさを感じる週でした。皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
それでは、今週の活動や市政情報等をご報告させていただきます。今週は議会に登壇しましたので、主にその報告をさせていただきます。
1.市奨学金の現状に提言しました。
本市は独自の奨学金制度を用意しています。
基金の状況は下の通りです。
事業規模に対して備えが大きくなりすぎて、多くが使い道を失っています。有効活用の提言をいくつかしました。
この件について市は、「定員いっぱいの申込みが来たら年間約3400万円の貸出となり、それが続く可能性を考えれば2億円の備えは必要」とのこと。
遠い昔に作られた奨学金の定員を根拠にそう話すわけですが、実態としては少子化もあり年間500-800万円の貸付が現実です。
建前で物を話すことを一概に否定しませんが、全く実態に即していない答弁にはちょっと衝撃でした。久しぶりに議会でエキサイト。
ちなみに提言の骨子は長島町が実施する「ぶり奨学プログラム」です。卒業後一定期間定住したら、事実上返済を免除するシステムです。
2.市営プールの現状を報告します。
市営のB&G海洋センタープール。今後も長く使っていくために約5500万円をかけて大規模改修しようという計画がありました。しかし、見込んでいた補助金がおりず、どうしようという状況。
市としては補助金が無くても全額市のお金で改修したいということですが、年間営業日数が40日程度(夏休み期間のみ)であることなどから、費用対効果が議論されています。ちなみに管理委託は年間約400-500万円。
議員間でも意見が割れていて、「廃止」という意見から「温水化して通年営業すべき」という意見まで様々です。
ただ、どちらの立場からも、現状維持ベースの営業で大規模改修をするのには懐疑的な意見が多い様に感じています。
来週火曜日13日に採決予定です。
3.上山田太鼓踊りの練習中です。
県の重要無形文化財に指定されている「上山田太鼓踊り」今年は6年ぶりに開催予定です。9月に入り、毎晩練習しています。踊る私たちはもちろんですが、地域の師匠方は私たちの為に毎日練習を見に来てくださいます。感謝です。
議会も太鼓踊りも全力で頑張ります!
この投稿は、市議会議員としての活動や市政情報などを毎週末に報告するものです。
9月第3週も議会は続きます。また来週もお付き合いいただければ幸いです。
日置友幸