11月第3週のご報告。議員定数が事実上決定しました【Vol.17】
みなさんこんにちは、南九州市議会議員の日置友幸です。
11月第3週は3年ぶりの摩崖仏に大興奮でした。
今週は特別のご報告。議会が夏に行ったアンケート。詳細な結果が公表されました。←をクリックしてご覧ください。
これを受けて、議員定数や議員報酬の今後の在り方が見えましたので、ご報告させていただきます。
1.市議会への評価は?
まずは、議会に対する評価はこのようになりました。
議会の評価に対して、一番多い回答が「わからない」。私たち議会の発信力不足が如実に表れた結果となりました。
それを表すように、声が議会に反映されているかという問いに対する答えが次のグラフ。
「わからない」と「思わない」が合わせて76%です。
このことから、市民の皆様の議会に対する主な評価は、良い悪い以前の問題「わからない」「伝わっていない」ということがわかります。
議会の「伝える力」について、市民の皆様からお叱りを頂いたものと受け止めて、議会として、具体的な策を今後詰める必要性があります。
2.議員報酬について
次に、議員報酬について。令和4年現在の額は以下のようになっております。
これをご覧いただいた上で答えて頂いたのが以下の通りとなります。
「多いと思う」が42%で「適当+少ない」が42%です。賛否が完全に拮抗する形となりました。
一方、現在の報酬額で議員を目指せると思うかという問いだと、答えが微妙に変わってきます。
議員を「雇う」時にあるべき報酬と、議員を「目指す」時にあるべき報酬と、視点を変えることで答えが変わる結果となりました。この二つを踏まえて考えたとき、本市議会では基礎報酬を据え置くことに決定しました。
3.議員定数は?
現在、20名の議員。次の選挙では何名とするべきか?
現状維持も多いですが、それよりも減らすべきとの意見が多い状況です。
これを踏まえて委員会で話し合ったところ、次回選挙の定数は18名となることが事実上決定されました。12月議会で正式に決定します。
4.終わりに
何事もそうですが、大切なのはアンケートを取ったその後です。具体的な実践に結びつけなくてはいけません。この点について、議会にて投げかけを行ってまいります。見ただけのアンケートにならないように。
最後となりますが、ご協力頂いたみなさま。誠にありがとうございました。
この投稿は、市議会議員としての活動や市政情報などを毎週末に報告するものです。
11月第4週も楽しくなりそうです。また来週もお付き合いいただければ幸いです。
日置友幸