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ぎっくり背中

「ぎっくり背中」をご存じだろうか。

私は今朝までそんな言葉が存在していることも、自分がそれになることも知らなかった。


まあ、端的に言えばぎっくり腰の、背中版だ。



今朝の明け方4時、私は飼い猫の毛玉を吐く音で目が覚めた。

今年17歳になる高齢の猫だから、毛玉を吐くのは日常茶飯事だ。

音に耳を澄ませばどうやら床に吐いたらしい。

(床だし朝起きてから処理しよう。眠いし。)

と再び夢の中に旅立とうとしたその時、猫が布団の上にのってきた。

(やれやれ、一仕事終えて 毛玉を吐き終えてお前も眠りに戻るのだな…)

とか思ってたらケパァ、と絶望の音と共に猫が毛玉を吐いた。布団の上に。


これはそのまま寝るわけにはいかないので仕方なく起き上がり、汚れた部分を簡単にふき取り、洗濯は後で、とその辺に放置。
新しい布団をかけなおし、寝ようと思ったら猫の水入れの中にも毛玉の残骸が。
仕方なく水を新しいものに取り換え、残り2時間程度の惰眠をむさぼろうと布団にinしたその時。

背中一面に激痛が走った。

もう、寝返り打てないとかではなく起き上がれないし動けない。

(痛ってええええええ!!!…しかし!眠い!!)

背中の痛み vs 眠気。

選ばれたのは、眠気でした。

ということで動かなければそんなに痛くないや、とタカをくくって眠った結果、見事アラームが鳴っても起き上がれない私が完成した。

とにかく首を右に動かしても左に動かしても激痛。

腕に力を入れて起き上がろうにも激痛。

激痛、激痛、激痛。


つくづく人間ってほとんどの場面で背中の筋肉を使っているんだなあ、なんて感じるほど。激痛と引き換えに。


母を呼び、ホットタオルを当ててもらったりして、何とか起き上がったけれど背中を曲げたり動かしたりすると痛いので極力動かさないように直立不動の上半身だけみたいな。

背中を使わないで日常生活を送ることの大変さを実感。インナーマッスル大事。

結局午前中は布団の上で転がっておくしかできなくて、午後に整体に行った。

体を整えてもらってやっとこうしてnoteをかけるほどには復活したが、痛みはまだある。


とにかく、言いたいこととしては「寝返り一つ」でもきっかけになるし、ぎっくり背中になると仰向けが死ぬほど辛いという事。

私は腰ではなく背中だったが、整体の先生曰く「相当疲れがたまっていたところに最後の決め手(寝返り)」だったそうだ。

みんなはしっかり疲れをためないようにしような!

後、ぎっくり系は若くてもなるぞ!(私今年24)


気を付けような.…


後、インナーマッスル大事(2回目)


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朱鳥 日凰
お読みいただき、ありがとうございます。 これからも私の感じたことをより表現していこうと思います。