My642_娘への想い_「パパ、大嫌い、厳しすぎる」_ j178_418
「パパ、大嫌い、厳しすぎる」
6歳の娘の言葉が父さんの心に衝撃を与えた。
娘の我が儘に、父さんは感情的になり、娘を叱った。
父さんはふと我を振り返ってみた。
6歳の娘が「厳しすぎる」と言葉を使ったことに、
父さんが6歳の時、両親から叱られて「厳しすぎる」と
言ったことがあるだろうかと自問自答した。
やはり、
父さんは6歳に限らず、小学生まで、
「厳しすぎる」と使ったことはない。
両親に叱られたとき、小学生までは、
父さんは「ごめんなさい」としか言えなかった。
父さんが中学生になると、
「うるせえ、くそばばあ、くそじじい」と
両親に反抗的な態度をとっていたことしか思い出せない。
「厳しすぎる」という娘の言葉は、
父さんの心に衝撃を受けたが、
父さんの叱りの言葉も、
娘の心に衝撃を与えてしまった。
父さんの叱り方が下手だった。
「ごめんなさい」
父さんは言葉遣いに気を付けます。
一方、父さんは感心したのもある。
6歳の娘がきちんと「厳しすぎる」と
父親に意見したということだ。