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訪問先:ソーシャルダイニング①

『ソーシャルダイニング』山口 美音
デンマーク2日目の夜は、ソーシャルダイニングにて食事をしました。夕食が始まったのは、17時半。デンマークのお店は、ほとんど17時頃に閉店します。
理由としては、やはり家族や友達との交流を大切にしているからでしょうか?そのため、夕飯の時間も日本より少し早いです。

テーブルの前には、白いお皿一枚。この後にどんな風に食事が出てくるのかワクワクしながら待っていると、オーナーがベルを鳴らしました。全員がオーナーに注目すると、ソーシャルダイニングについて、メニューについて話始めました。話が終わると、数人が料理を取りにキッチンまで行きます。まるで、小学生に戻って給食当番をしているみたいでした。料理は大皿に一種類ずつ盛り付けられていて、自分の分を取ってから近くの人に渡していきます。私達は立ち上がって料理を回していきましたが、座りながら会話をして回していきます。

この日のメニューは、ラーメン🍜。でも、写真から分かるようにラーメンにはあまり見えません。少し不安だったのですが、食べてみるととっても美味しかったです♪麺がしっかりしていて味は、中華風パスタ?みたいでした。具は、ズッキーニやたまご、ネギなどがありました。上手に例えることは難しいですが、とにかく美味しかったです!

ご飯を食べ終えると、次は自分達でキッチンにお皿を運んで片付けをします。
ふと今の時間が気になりお店の大きな時計を見ると、少し違和感。なんと、時計の数字がズレているのです。立ち止まって時計を見ていると、ツアー参加者の皆さんも立ち止まり、どうなっているのか皆で考えました。その時には答えが出なかったのですが、参加者の1人が理系の息子さんに連絡をしたところ、1時間に3時間分進む時計ということが分かりました!

料理を自分達でテーブルまで運び、大皿の料理を共有する。このときに少し会話をするだけで、相手のことが気になり次第に食事中に会話がはずむ。世界一幸せなデンマークの素敵なお食事会でした。日本にも気軽に行ける、ソーシャルダイニングが増えると嬉しいです。

感想『世界一幸せな国』
5月13~21日にデンマークに行ってきました。

デンマークは、世界一幸せな国と言われていますが、なぜ幸せな国と言われているのかでしょうか。

行く前に本を読んだりインターネットで調べましたが、どこか他人ごとのように捉えてしまいました。

ですが、実際に行ってみるとなぜ「幸せな国」と言われているのか自分なりに分かった気がします。

そこで今回は、私が思った「幸せな理由」を述べていきたいと思います!

1,デザイン

コペンハーゲン空港で飛行機を降りるとすぐに、デザインがたくさん溢れていました。壁には可愛いアート、上を向けばデザインが素敵なライト。

街に出ると、可愛いお店の看板がたくさん。
写真はメガネ屋さんとバッグ屋さんです。



また、歴史あるカラフルな港町には日本の鳥居もありました🗾

して、アーティストさんが描いた壁画が沢山ありました。



このように、日頃からカラフルなアートに触れることで、気分が上がり考え方も変わっていくのではないでしょうか。少なくとも私は、普段生活する場所にこのような絵があったら、少し元気をもらってポジティブ思考になります。

2,平等

デンマークでは、敬語がありません。
小さい子供も、お年寄りも、先生もみんな平等。

私は、小学校から中学校のクラスメイトの呼び方は「○○さん」でしたが、高校では名前呼びが当たり前でした。先生も生徒のことを名前で呼んで、生徒も先生のことを名前や呼ばれたいあだ名で呼びます。
最初は慣れなかったですが、名前や相手が呼んでほしいあだ名で会話することにより、相手との壁が少し無くなった気がしました。先生にも、勉強のことだけでは無く、趣味の話や家族の話を気軽にできるようになりました。

今の日本では、敬語が無くなるなんて考えられません!!ですが、デンマークも30年前までは敬語が当たり前だったのです。

そのため、日本でも変えることは出来ると思います。

人はみんな平等だということを、日頃から意識することで幸せになれるのではないでしょうか。

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