四角い画面から360度の世界へ
疲れた。もう何もしたくない。明日は休みだから寝よう。寝溜めだ!
もうサザエさんがやってる。今日は何もしなかったな。俺このままで大丈夫かな。
明日月曜日か。仕事やだな。
というよくあるパターン。誰しもが金曜日の仕事終わりから土日へのワクワク、そして月曜日への憂鬱を繰り返していると思います。
私もそうです。
何をしててもストレスは溜まり、イライラを解消させるために、人は娯楽へと思考を歩ませます。
そんな時、ふとスマホ、テレビ、パソコン、に目が行っていないでしょうか?
決して、デジタルワールドを否定するわけではないです。私もスマホを見るし、ゲームや映画も観ます。というか好きです。
ただ、気づいたら四角い画面ばかり見ていないか?
私は四六時中四角い画面を眺めていることに疑問を感じました。
なぜ、四角い画面を見ているのだろう?
それは、無限に続くエンターテインメントという娯楽から楽しみを得ていたのでした。
携帯電話が普及した時は主にメールや電話に使用していました。
スマホが普及し、様々なことができるアプリが登場すると、人々はインターネット空間で色々なものを発信できるようになりました。
とても便利で簡単になりました。
エンターテイメントもスマホを中心に拡大していきました。
気がつくとテレビやパソコンよりスマホを眺めている時間が長くなりました。
1日どれくらいスマホの画面を眺めているでしょうか?
私は少なくとも2、3時間は見ていると思います。いやもっとかもしれません。
そこにテレビやパソコンを含めると更に増えます。
気がつくとドットの画面を見ている時間が蓄積されていっています。
仕事や何か調べる時もスマホが欠かせないものとなっています。
私たちの生活に必要不可欠な存在としてスマホが浸透しました。
本当にないと生きていけないのか?
私はスマホを見なくても生活を楽しめる時間を
あえて創るようにしました。
自然の中に身を置くとスマホを手放す事ができます。
自然の中にはスマホのエンターテイメントとは違った魅力があると思います。
360度展開する自然が創り出した世界はデジタルエンターテイメントに負けず劣らずの世界であり、むしろ自然から全てのアイデアは始まっているのではないでしょうか?
虫や草花の体の色、構造、営みなど、目を向ける事で新たな発見がたくさんあり、疑問も生まれたり刺激的です。
そして、難しいたくさんの問題にも直面すると思います。
抽象的で申し訳ありませんが、試しに道端の草花など、身近な自然に目を向けてみてください。
そこで変化に適応し生き抜いてきた自然の形に気づく事ができると思います。
想像力を高めてください。
自然が無くなった世界を。
虫や草花、水の生き物がいなくなった世界を。
私たちは生きていけるでしょうか?
デジタル世界を否定しているわけではありませんが、時間という枠組みの中で、偏った時間の使い方になっていないか?
バランスをもう一度見直す時期に来ていると感じています。
デジタルワールドが全てではありません。
この360度見渡せる世界の中のほんの一部にしか過ぎないのです。
電気を切ったら無くなる世界なのです。
電気を切った後にあなたは生活を楽しむことができるでしょうか?
私も自信はありませんが、少しバランス調整をしてみたいと思います。
時代は急加速度的に進んでいます。
情報の渦に飲まれて自分がどこにいるのか?
何をしたいのか?
そんなことを忘れるくらい時間を消費するコンテンツで溢れかえっています。
私たちが自然から教えられる様々な情報を遮断しているものは何でしょうか?
私たちはどこに向かっているのでしょうか?
今、あなたはどこに向かうべきかを問われているのかもしれません。
私は自然の中に身を置きながら、デジタルワールドを俯瞰したいと考えています。
そして、できれば行き来できる形を創りたいと考えています。
まだまだやることは山ほどありますが、今できることを積み上げて近づきたいと考えています。
自然との調和を大切にした生き方はどうあるべきなのか?
そんなことを人生の課題として生きていきたいと思います。
今回は四角い画面から360度の世界について考察してみました。
無限に広がっているようであり、有限である世界を五感を通じて感じていきたいと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
また次のテーマでお会いしましょう。
でわまた✋