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気づけば、
全てを終わらせて布団に入ると
いつにも増して暗くて静かだった
こんなに音のない空間にいるのは久しぶり
こんなに車って通らなかったけ?
そうだ、今は日曜日の夜だった
そんなことも忘れてしまうくらい
曜日感覚が狂ってしまった。
外で車の走る音が聞こえると安心する夜ばかり
なかなか眠れなかった夜は何もしてないのに
一刻と時は過ぎて気付けば真夜中だった。
お化けが怖かった。
静かだと急に驚かされて
どこかへ連れて行かれると怖かった。
気づいたらここがみんなのいる世界じゃ
なくなっているのかもしれないと不安だった。
だけど、外で車が
私の家の前を通り過ぎる音が聞こえると、
大丈夫だ、
私はここにいる
と安心できたのだ
そんなことを思い出し、忘れたくないと
ブルーライトを浴びて目を犠牲にする。
記憶は覚えているうちに残しておかないと。
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