横山和生騎手【政治騎手名鑑2021】
政治騎手名鑑の2021年度版が完成しました!!
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USMも回収率もグングン上昇中
USMが3部門で120%超えと優秀な数字を記録しています。1年以上に渡り3部門で100%超をキープしており、注目度は弟の武史騎手に譲っても、馬券妙味は和生といったところでしょう。
ここ3年、毎年、USMを上げており、勢いはいいし、力は本物。20年も飛躍の年になると予測していましたが、今年は12月13日時点(以下同)で29勝と昨年の17勝を上回る勝ち星を挙げています。
横山和騎手のジョッキー・バイオリズム
馬券勝負はトーセン馬と小野厩舎馬で
18年のエルムSでハイランドピークの手綱を握り、初重賞制覇を成し遂げて以来、遠ざかっていた重賞タイトルも手に入れました。トーセスーリヤで新潟大賞典を勝ち2勝目。宝塚記念でもトーセンスーリヤの手綱を握り、逃げて見せ場を作り7着に入っています。重賞2勝をプレゼントしてくれた馬は、ともに島川隆哉氏の所有馬です。
○トーセン馬(島川隆哉氏)成績
8勝(60鞍)
勝率13.3%
複勝率33.3%
単勝回収率121%
複勝回収率109%
島川氏の所有馬に乗ってきたときは、勝負がかかりと見てもよさそうです。
一方、ノーザンF生産馬では、【0ー2-2-13】で3着以内の4回中3回は島川氏のミラアイトーン。他の騎乗馬もほとんどが個人オーナーの馬です。
注目すべき厩舎は小野次郎厩舎。
18年:2勝(44鞍)
19年:1勝(38鞍)
20年:9勝(66鞍)
スポーツ誌『Number』の親子インタビューで父・典弘騎手はこう語っていました。
「和生は一旦、沈みかけたけど、俺の後輩であり、苦楽をともにしたジョッキー仲間の次郎(小野次郎調教師)が気にかけてくれた」
その言葉通り、いまや厩舎の主戦の待遇を受けています。
苦手は1番人気。【3ー3-2-13】単勝回収率30%、複勝回収率54%と苦戦しています。とくに前走自分で好走させた馬が次走人気になるパターンには気を付けたい。
ダートの良馬場、特別戦が激熱?
戦法別データを見てみると。後方からの競馬を選択する割合が37.6%と高く、マクリ率も3.2%と高い。馬の質がそこまで高くないので前に行けないという事情もありそうだが、どちらかというと相手の出方を見ながら動くタイプのようです。
横山和騎手の戦法データ
騎乗馬の平均オッズは66.1倍
※戦法データの集計期間は20年1月1日~12月6日まで。戦法はtargetの判定方法に従っています。また、戦法の特徴がよりわかりやすくなるよう、リーディング順位の近い騎手と比較できるようにしました。さらに、騎乗馬の人気と戦法は切っても切り離せない(人気馬は能力が高いので前で競馬できるが、人気薄ではなかなか前に行けないなど)ので、騎乗馬の平均オッズとオッズ別の戦法データを合わせることで、よりその騎手の戦法の特徴が見えるようにしています。
戦法から馬券の狙い目を探ると……。速い脚を要求される芝のレースや脚抜きのいいダートでは馬の能力も必要になってくるのか、あまり成績が上がっていません。ダートの良馬場で狙うのがよさそう。
○ダート良馬場
勝率7.8%、複勝率25.9%、単勝回収率104%、複勝回収率119%
あとは、人気薄のなかにも能力の高い馬が多く混じる特別戦がターゲットになります。
○特別成績
勝率5.6%、複勝率18.7%、単勝回収率102%、複勝回収率97%
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政治騎手名鑑2021[note版]
「馬券術政治騎手名鑑2021 Go to ケイバ!」では、紙幅の関係で上位30人までしかバイオリズムのグラフを入れることができませんでした…
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