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角居勝彦厩舎【厩舎ポートフォリオ】

※「競馬の天才!」Vol.10の掲載厩舎。

※在厩馬、管理馬は6月25日現在のものです。

■角居厩舎(26馬房)管理馬63頭

〇厩舎戦略の特徴

7月には何か(飲酒運転で捕まったり?)あるのだろうか? 厩舎の成績も振るわない。18年後半の成績を反映できないので、データの正確性は落ちるが、だとしても2歳馬の始動が遅い厩舎というのは間違いなさそう。ウオッカの頃は、早期にゲート試験だけ受けて放牧に出し、秋から年末にかけてデビューするのが活躍馬のパターンだったが、2歳戦の6月の1勝は昨年のサートゥルナーリア。ノーザンFの戦略に合わせて2歳馬の扱いも変わってくるのかもしれないが、春、秋の競馬のハイシーズンに上級条件で勝ち星を挙げており、さすが名門厩舎といった印象。

〇在厩馬の状況(カッコ内は管理馬)

2歳未出走:2頭(4頭)
3歳未出走&未勝利:6頭(13頭)
古馬1勝クラス:4頭(14頭)
古馬2勝クラス:5頭(13頭)
古馬3勝クラス:3頭(6頭)
古馬オープン:3頭(13頭)

〇厩舎の思惑

 皐月賞をサートゥルナーリアで勝ち、ダービーをロジャーバローズで勝つという、厩舎の変則二冠を達成。昨年の師の粗相をまったく感じさせない活躍を見せている。ただ、半年間も指揮官が不在だった歪みが出ているのではないか。2歳馬の始動がもともと遅い厩舎だとはいえ、まだ4頭しか登録されていない。しかも、管理馬は上限ギリギリ。
 現3歳馬の勝ち上がりは12頭で、まだ未勝利に13頭も残っている。勝ち上がった馬は順調に活躍しているとはいえ、厩舎全体のバランスでみると二極化している印象で、指揮官不在の影響を感じさせる。
 全体に目を配らせてバランスを整えつつ、管理馬の整理をしなければならないような気がする。高齢になってきた条件馬もリストラ対象になりそう。

厩舎戦略ポイント:絶好調厩舎の活躍馬の陰に隠れた馬の奮起にも目を光らせたい⁉

筆者の注目馬:ショパン(古馬2勝クラス)

■ディープインパクト産駒での成績

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