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友道康夫厩舎【厩舎ポートフォリオ】

※「競馬の天才!」Vol.10の掲載厩舎。

※在厩馬、管理馬は6月25日現在のものです。

■友道厩舎(26馬房)管理馬58頭

〇厩舎戦略の特徴

ダービー2勝、JC1勝と東京芝2400mに強い厩舎というのは有名。2歳のうちに勝ち上がらせて、年明けからは上級条件で勝負というハッキリとした戦略を感じる。下級条件の馬は大レースの少ない夏場に攻勢をかけている印象だが、シュヴァルグランやヴィブロスのようにクラシック戦線に乗れなかった馬を立て直して条件戦から再始動する期間となっているのかも。無駄がないというか、隙がない印象。

〇在厩馬の状況(カッコ内は管理馬)

2歳未出走:3頭(11頭)
3歳未出走&未勝利:3頭(6頭)
古馬1勝クラス:7頭(18頭)
古馬2勝クラス:3頭(5頭)
古馬3勝クラス:0頭(6頭)
古馬オープン:5頭(12頭)

〇厩舎の思惑

 すでに2歳馬が11頭登録されているが、まだ管理馬の余裕が7頭分ある。金子真人氏、佐々木主浩氏、近藤利一氏といった大オーナーの馬を多く預かっており、全馬を勝ち上がらせるというよりも、上のクラスで活躍できそうな馬を厳選している印象。3歳未勝利の数は12厩舎のなかでもっとも少なく、整理が進んでいる印象。ダートでの勝鞍も少なく、東京芝2400mを意識して馬を造っているように見える。
 クラシック戦線に乗れなかった馬は夏場の条件戦から再始動するので、ヴィルシーナの初仔ブラヴァスの復帰戦には注目したい。

厩舎戦略ポイント:馬の入れ替えに支障はなく、勝負の秋に備えている

筆者の注目馬:ブラヴァス(古馬1勝クラス)

■ディープインパクト産駒での成績

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