ぬいを持つ資格がない
ぬいを持つ資格がない。まじでない。
GENERATIONSのいぬちゃんやBE:FIRSTのくまを何体も持ってはいるものの、連れ歩いていろんなところで一緒に写真を撮ったり、衣装に手を加えたり、なんかそういう可愛がり方がさっぱりできない。
完全にぬいの多頭飼い飼育放棄状態。
漫画アニメ界隈でもアイドルアーティスト界隈でもぬい文化がかなり浸透している昨今。一応推しのグッズとして出れば買ったりしてみるものの、なんだろうね、可愛いのは可愛いんだけど、ただそれだけで…。
まあぬいに限らず缶バッチだったりキーホルダーだったりアクスタだったり、そういうグッズ系がいまいち「絶対に推しのは欲しい!!!」みたいに強くは思わないので、なんだかそういう人間らしい。正直ちょっと寂しい。
ぬいを可愛がってみたいという気持ちは、あるんですけどね…。
他人が持って可愛がっているぬいのことはそれはもう可愛いと思うんし、可愛がってる本人たちも楽しそうだなぁと思うんですよ。そりゃ可愛がられているぬいは可愛い。SNSで上がってるぬいの写真たちも可愛い。
可愛いんだけどなあ。
なんか自分でぬいを連れ歩いて食事したところで写真撮ったりみたいなの、形式としてやったりすることはあるけどすごい冷めている自分がいて、嫌なんだよなあ。それなら最初からやらない方がぬいに対して誠実だと思って、最近は全然連れ歩かないし写真も撮らないし優雅に押し入れの中でお過ごしいただいている。
そんな感じなので、ぬいを可愛がれる人に憧れというか、行き過ぎるとちょっと嫉妬のような感情も抱いていたりする。
わたしもぬいあそび、したい!
まあしませんけど…。
これ、幼少期のリカちゃんとかシルバニアとかも持ってるだけで満足してて、いわゆるお人形遊びみたいなの全然気持ちが盛り上がらなかったので、なんかもう生来からそういう感じみたいです。わたしは。
そのもの自体を可愛いとは思っているんです。見て可愛いとは思うし見て楽しいのは間違いない。だけどこう、それをどうこうするという発展型の遊びができないんですよね…。悲しいことに…。
そんなこんなで今日も今日とてぬいを可愛がれない自分を恨みながらSNSを流れる可愛いぬいたちの写真にいいねを押したりしています。もっとポジティブな感情でぬいを見なさいよ。