50年越しの夢叶う！宝塚歌劇団「ベルサイユのばら」

ついに行って来た！

ベルばらの宝塚公演！

「ベルサイユのばら」と言えば、私達世代の女性で知らない人はいないであろう、名作中の名作少女漫画。

擦り切れるまで何度も読んだ。

パンフにも原画が！

宝塚歌劇団が初回公演したのが、50年前らしい。

その50年前頃、近所の友達と、本気で、ベルばら公演ごっこをやったことがある。

近所に住んでいる、ちょっと私よりお姉さん達が、当時、大きなLPレコードを、カセットコンロみたいな小さいポータブルプレーヤーにかけて(若い人には何のことやらだろうけど)

台詞を全部起こして(一時停止機能もないのに、どうやって起こしてたんだろ？)…

お姉さん達に配役決められて、
セリフ覚えて練習して、
お客様を招待して、
縁側を舞台に、客席は庭にゴザ敷いて。

マジで公演したのよ！

ちなみに私はロザリーだった！

私はよく覚えてなかったんだけど、当時、たぶん背が高いという理由？で、ポリニャック夫人に配役された同級生が、

「確か、オスカル役の〇〇ちゃんが、髪の毛のカールが上手くいかなくて、嫌になってやめて、なんか最後グタグタになった気がする」と。

よく覚えてるなーー笑

たぶん、当時台詞を起こしていたのは、1975年頃の公演、安奈淳オスカル、榛名由梨アンドレだったと思う。汀夏子オスカルだったかも？？

年表の最初〜の方だ。

嬉しすぎる！この年表

そして！

約50年を経た今！

なんとその、幼馴染のポリニャック夫人が！
チケット手に入れてくれて！

行って来た！

テレビでは何度も見たし、レコードも聴いたけど、ナマで見るのは、何と初めて！

50年越しの！

夢叶う！

前夜から眠れないくらい楽しみで！

実は、今の宝塚にはあまり詳しくなくて、申し訳ないみたいなんだけど。

とにかく劇場に入った途端、

セットがもう
ベルサイユ宮殿！

豪華絢爛！

第一幕は華やかな宮廷シーン。

第二幕は勇ましい戦闘シーンからの、切ない別れのシーン。

フィナーレは豪華絢爛なショー！
これぞ宝塚！

第一幕では、池田理代子さんの原画もセットの中に映し出されて！

あっという間の２時間半でした。

(ここからネタバレ、あるいはベルばら知らない人にはわからない話かも)

オスカルとアンドレの最後のシーン。
フェルゼン、アントワネットのラストシーンで、

もうとにかく号泣。

何の涙なんかわからんけど。

懐かしさと

切なさと

(篠原涼子風になって来たけど)

そして、俳優さん達の素晴らしさ！

フェルゼン役の、彩風咲奈さんはこの公演でご卒業とのことだったけど、この方が！

もうフェルゼンそのもので。

長身で優雅な佇まいの紳士。
当たり前だが、演技も歌もダンスも素晴らしい！

強さも、悲しさも、優しさも！

フェルゼンそのもの！

しかも何頭身？というくらいのスタイルの良さ！

ご出身が私と同じ愛媛県ということで親近感も！
(ベルばらごっこも愛媛でやってたので、ポリニャック夫人も愛媛出身)

もうご卒業だと言うのに今日初めてファンになってしまいました。
ブルーレイ買ってしまいそう、、

テーマソングも以前のまま。

ソラで歌える歌もある。

公演が終わった後も、

愛〜〜それは〜🎵

が頭を回って、電車の中で小さく口ずさみながら帰ったわ。

オスカルも
アンドレも

みんなとってもカッコよくて素晴らしかったんだけど。

私が一番驚いたのは

ジャンヌの再現性でした。

まるで、漫画から抜け出して来たかと。

とにかく素晴らしかったです。

隣に大きなおじさんが座っていて(男性ファンもいるのね)、ちょっと湿布の匂いがキツくて、嫌だなーと思ってたんだけど。

オスカルアンドレのシーンで、おじさんも涙すすってました。

ガチファンだったのね…。

腰痛か何かで、湿布貼って頑張って来たのかも？

兎にも角にも

幼馴染のポリニャック夫人に感謝！

「うまこちゃんには見てもらいたかったんよ〜(伊予弁)」
(そういや彼女も丙午)

おーおー
ありがとよーー！
蘇ったよーあの頃の記憶も！

そう言えば数年前にこんなことしてました、私↓

上手に塗ったでしょ？

宝塚ももちろん好きなんだけど。

他の公演も、何度か見たけど。

やはり、ベルばらが刷り込まれてるんだろうなー。
他の公演とは違う感動がありました。

人生でほぼ初めて読んだ少女漫画で。
小学生低学年の柔らかい脳に沁み込んだ。

そして、

何年前に買ったんだ？

あったーーー！

もう一回復習しよう！

ああー
愛あればこそー

世界は一つー

愛ゆえに
人は美しーー🎵

歌いながらね。

読んでいただきありがとうございました。