2200円の下敷きを買った話 ~ドケットストア探訪記~
ずっとずっと、何年も行ってみたいと思い続けてた「ドケットストア」に、ついに行くことができました。
今はもう居ない親友がすごく行きたがってて、それはコロナも蔓延していた時期で、延期に延期を重ねた新駅ができる前だったんだけど、行ってみたら駅ができてからでも、あいつにはちょっと無理な距離と勾配でした。酸素使ってたしね。千里中央からタクシー横付けだったら行けたかもしれない。遠慮しただろうけど、あんなに行きたがってたんだから付き添えばよかった。今だから思えることかもしれないけど。
下り坂の途中にある古いビルのエレベーターの扉が開くと、レトロな骨董家具が積み上げられた空間で、本当にここでいいの?と不安になりました。気持ちが先走って、光が射すおしゃれカフェの方まで行ってしまった。
カフェに行く途中の、想像していたよりかなり小さな店舗は、倉庫のような宝の山。いろんな場所に宝物が詰め込まれていて、時間をかけたけど全部はきっと見きれてない。ジャングルの木々を分け入るように発見し、テンション上がり気味に購入したのが、2200円のテリューザマット(A5サイズ)とペーパージャケット フレックス(A5サイズ)。
テリューザマットは発売当初、購入しようか迷いに迷って、他の用途にも使える別の商品を購入した経緯があり、やっぱり買っておけばよかったな……と心の奥底で後悔していたところ、出会ってしまった。
通販で見かけても揺るがなかったのに、実物の重みよ、インパクトよ。
とにかく手触りがよい。軽い。万年筆ユーザーには嬉しい機能かもしれない、吸い取り紙を挟んでおける(もちろん、チェックリストなんかも挟んでおける。挟みすぎ厳禁。一枚限定のつもりがいいかも)手書き時のテンションが上がる一品。
ペーパージャケット フレックスは、自分の中で定期的に持ち上がる思考整理用のA4用紙活用グッズ。日本のBUTTERFLY BOARD株式会社の商品。これもネット上で見たことがある。だけど実物を見るのは初めてだった。自分的基本サイズがA5になってかなり経つけど、「でかいサイズの紙に書き殴りたい欲」を解消する一品。
A4の紙をやんわり半分にして持ち歩ける。(A4サイズをそのまま持ち歩ける、A3サイズを半分にできるサイズもある) やんわり半分にする商品は文具メーカーさんにも色々あるけど、マグネットのしっかりした安定感がとても扱いやすい。私は一般女性より指の力が弱いけど、マグネットが強いだけじゃなくて開けやすい工夫もある。デザインもかっこいい。大好きだったけど耐久性が今ひとつだった輸入物文房具が丈夫になって手元にきた感じ。
2000年頃に思考整理に大きな紙に思考マップを書くのが流行ってた記憶があるけど(トヨタ式を筆頭に、色々あった記憶……)、最近やたらとnoteで見かける『ゼロ秒思考』にも向いてるかもしれない。(気になるけど、まだ読んでない→読み始めました)
ドケットストアは、こだわりの独自開発、A4用紙をきれいに保管する紙製収納「DOCKET PAPER BOX」(A4コピー用紙500枚特化型収納箱・引き出しタイプ)を開発・取り扱っているので、気になる方はどうぞ。クリアファイルも入るそうです。
NASAのステッカーも買ってしまった。何に貼るかは検討中。さくっと6000円以上が飛んでいった。また行きたいけど、次は2ヶ月後くらいかなぁ……財布がもたない……。
それくらい、魅力的な文房具が詰め込まれている場所です。
とはいえ、迷ってたドイツ製の金属製領収書ケース、もう一度見たい……。近々行くか……。
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