ポメラDM100を購入した話
私はポメラDM30のユーザーです。(ご存知の通り)
2018年12月7日に28,900円(税込)で購入しました。発売が2018年6月8日だから、約半年後。たまたまポータルサイトの広告で以前(43,800円+消費税8%かぁ…)と眺めてため息ついてたポメラが30,000円切ってて。再就職した直後だったので、自分へのお祝いのつもりで購入しました。
そして先日、2011年11月25日(約10年前)に発売された「ポメラDM100」を中古で購入しました。
ヤフオクで2回競り負け、Amazonで不良品をつかみ(幸い返品できた)、某サイトでやっと良品に出会えた。自分で書いてて、結構苦労した一品。
オークションは、本っ当に疲れる。
ヤフオク他、オクのベテランである夫の指南を受けましたが、精神的に疲れすぎて最終的に販売サイトに頼りました。でも、それも運よね。
競り負けてしょぼくれてた私を見かねて、夫が見つけてくれました。
箱付き、親指シフト用シール、見たことなかった純正ケースまでついた美品が手に入りました。10年前に発売された電子機器。幸運としかいいようがない。
また、同梱のシールを見るまで入力爆速という富士通の親指シフトがDM100で使えることを失念していました。ワープロ検定を知ってる時代の人間なら憧れの入力方法なので、遊びで試してみたいと思っています。
■購入の動機
まだまだ使えているポメラDM30があるのに、購入を決断したのには3つの理由があります。
1 普段考えながら執筆するのにDM30の電子ペーパーの反応速度もさほど気にならないが、何かが降臨(あるんだ、これが)した時の入力速度には、電子ペーパーが全くついてこれないこと。
2 私のDM30購入した大きな理由、かっこいいギミックの折り畳みキーボードが、不安定な場所でのタイピングには向かないこと。壊れそうで怖いが、布団の中など不安定な場所でも使いたい。気軽に外出できるようになれば、移動中の乗り物の中でも使いたい。
3 最大の理由。消えつつある「電池式入力装置」の予備がほしくてたまらなかった。パソコンやスマホなどの連携機能強化にシフトしていこうとしているポメラゆえに、おそらく電池式はもう出ないと思われた。
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以下、DM 100への、私なりのこだわりです。
■電池式の機械が好きだ。
「充電」という行為が苦手、というせいもある。
出先で充電が切れたら・・・と思うと、まだ充電が残っているのに過充電しがちで、バッテリーが長持ちせず買い換える羽目に、ということが昔から多かった。毎日使うならともかく、そうでない場合、充電管理はできないと思う。しみじみ思う。そういう理由で、以前持っていたデジカメも電池式だ。
現在ライフラインにつながる充電機器が多すぎて、予備バッテリーは数時間以上の外出時には持ち歩いているのに、苦手意識だけはなかなか消えない。その点電池式の機械は外で充電が切れることがあっても、予備の電池も安価で購入できる。
シンプル イズ ベスト!
スタンディングオベーションする自分の姿が脳裏に浮かぶ。
■物理ボタンがありがたい
Menuボタンに機能が集約されているポメラはとても効率的だが、よく使うと想定された辞書やBluetoothの物理ボタンの存在はありがたい。とても。
パソコンのショートカットはそれなりに使っていたし、今でもそこそこ覚えているけど、前職を退職してパソコンはあまり使わなくなって数年、利用頻度の少ないSCは結構失念してたりするものだ。しかも独自キーを今から全て覚える自信はない。(よく使うものは覚えられると思うが)
■最後に
セミリタイアした、そして文字と言葉に取り憑かれた人間としては、2台のポメラにはバッテリー不良などにならず、今後の人生の相方として長生きしてほしい。
一番の相棒は夫だけどね。
(私より若いけど、元気で長生きしてほしい)
感染症蔓延で若さがリスクなんて、こんな時代あっていいわけがないって。