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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉

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少なくともあと五年くらいはつづくっぽい
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#文化祭

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅三日 8/19

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅三日 8/19

(きのうの日誌を書き上げ煙草を喫いにベランダへ出ると)

朝の光をうけた夏の雲。——

虹が架かった。

〝もうすぐなんだ〟

メロディーの始源。

            ⁑

星が出ている。運河に横たわる。

声になるしかなかった人。歌になるしかなかった心。

〝君が僕を知っている〟

溶けていく韻。

           —— 西に十一日の文月。

            ⁂

歌と日記と

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅一日 8/17

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅一日 8/17

きのう、というか今朝から「GOT A FLAVOR(1995 remix)」の録音をかれこれ二百回はきいているともう、

YouTubeに公開しているが火乃絵よりこのremixを気に入ることができる猛者が現われるだろうか、録音は一日だが制作は2年かかっている、あるいは8年。——

17歳の初冬、ひのえはミュージシャンになる決意をし作詞・作曲をスタートした。そしてようやく26歳の夏、この一曲を成した

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅日 8/16

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅日 8/16

きょうは尾丸ポルカさんの一周年きねん配信を観たのと、「GOT A FLAVOR(1995 remix)」の録音したので一日が終わった、いまは次の日の朝7じ半。

いまごろになってやっと録音のときに揚げたボルテージがおまってきてペンを握ることができた、

どちらもすでに感情がほうわしているので、あえて感想をここに記すことができない、ランナーズ・ハイをおさえるのがやっとだ、

ひとつだけいえるのは、き

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿八日 8/14

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿八日 8/14

ここは目黒駅西口のサンマルク・カフェの地下、すべてのはじまりの場所、あの日かいだんをのぼり店の外に出ると真冬にはめづらしく大風が吹いていた、自転車をとりに行って、その足で隣町はゑびすにいる辻に会いにいった、

Austin Peraltaの『Endless Planets』をリピートしながらこうして、去年の七月は朝から晩までここに籠りっきりで『(ANIMA)TION』の原稿を千五百枚書いた。八月三

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿六日 8/12

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿六日 8/12

どんな情態にあってもこれだけは書きつづける、〝一日も空けないこと〟、火乃絵のロクジュウゴ航海日誌はブンシツの bottom keeper だ、と勝手におもっている、これだけは毎日つづける、雨でも風でも雪でもヒドリでも、きれいでも汚くても、たしかにあったロクジュウゴの一日一日を火乃絵のカラダをとおして未ざらし紙のノートに刻んでゆく、文化祭までブンジツに休みはない、人が来なくても絆が見えなくても、ここ

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿五日 8/11

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿五日 8/11

きょうは久しぶりにnoeさんから着信があった、チャクシン、といっても逆無言電話というらしく、こちらはしゃべることができない、30分ほど話すと少しは落ち着いたらしく、きいていた火乃絵も眠りにおちていた、

一夜明けたいまこれを書いているのだが、ようやくひとつのよるを乗り越えられそうな気がしてきた、主体はあっけらかんとしていなければならない、あれだけ言っていながら火乃絵がみづからてんでものにならない愚

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿四日 8/10

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿四日 8/10

火乃絵がこれをいま書いている未ざらし紙のノートも二冊目に這入った、いまのペースでいくと一年で24冊ということになる、少なくともあと五年は続けるからそのときには百冊を越えている、noteの方はそれまでサービスが保つだろうか?

書き言葉が紙からデジタルに移りつつあるじだい、いっぱんに印刷物が広まるようになってから四百年ほど、壁や石版、木簡や布や紙片、二千年以上にわたって伝わるそれらしぜんゆらいのメデ

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿三日 8/9

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿三日 8/9

3日続けばいいほうとおもっていた、この日誌もきょうで16本目だ、しいて努力しているというわけでもなく、たぶん楽しいからつづいている、ロクジュウゴの活動が停滞していることで安定してじかんがとれるというのもある、むしろいまのうちにいついかなる状況でも書くことを絶やさないための訓練を積まねばならない、

今日は市村がそのまま泊まっていて、寝起きの思いつきで変な配信をした、けっかロクジュウゴ文実は四コマ漫

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿二日 8/8

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿二日 8/8

共感性羞恥とナルシズムについて、そうとおくはない未来にここnoteでも書こうとおもう。すでにいくつかの動画でも触れているので下の挙げておく、

さいきんすでに日課と化しているのは、午すぎに眼を覚まし(いつも朝に寝る、)押入のなかでひとしきり泣くこと、赤子だって生まれてすぐ泣くのだから、しぜんのことともおもう。——

今日は夕方に市村がサンオウに来た、久々にみんなでご飯を食べに行って、勝島運河でダベ

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿一日 8/7

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿一日 8/7

水無月さいごの日。きのうの明け方に東の空に目をつむろうとする月をみた、カメラを向けると猫のように雲のうしろにかくれてしまった、まだ火乃絵のほうで写真を撮ることのうしろめたさのようなものがあるのか、あるいはゴーマンさみたいなものが…

水無月は八月とおなじく火乃絵の誕生月だ、月といえば秋がゆうめいだけれども、やっぱりひのえはこの月がすきだ。天気もあって今月はほんとにたくさんの月を見た、いちにちいちに

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿日 8/6

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百廿日 8/6

去年の12月30日から火乃絵のやっていることをかんたんにいうと、かつての部活のチームメイトに、25にもなって「もういちど甲子園を目指そう、ないならつくっちゃえばいい!」と呼びかけるようなものだ。もちろん馬鹿げている、夢というものがすべからくそうであるように。——

夢とはふつう個人で完結さすべきものである。しいていうなら「君と結婚したい」とか、他者を含むもので一般的なのはそれくらいだ。それ以外は、

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十九日 8/5

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十九日 8/5

八月五日、きょうは火乃絵の誕生日だ。——

父とTwitterで知り合った方と女友達からのお祝いのメッセージをもらった。誕生日といえど、することもなく、つじも寝ているので出掛けることにした、火乃絵はほとんどお祝いをしてもらったことがないし(たぶんひのえの態度のもんだい)、ブンジツの仲間からも現状なにかあるともおもえなかったので(じっさいメールのひとつもなかった、)——というよりなにかあったとしても

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十八日 8/4

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十八日 8/4

けっこうハイ・ボルテージで書いてきた航海日誌だが、今日は簡素に。——てきどに手を抜くこともこういうつづきものには必要だ。

さいきんは日が昇ってから寝ている(というのも航海日誌に力がはいってしまうからだが、)ので、午すぎに起きることが多い。押入付近でせいかつしている、折口信夫の『古代研究』を読んでいた、氣駕とLINEで小林秀雄の『本居宣長』について2時間弱話す。少し前に彼がサンオウに来たときは3時

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十七日 8/3

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十七日 8/3

(きのうの日誌はじつは書きかけなのだが、毎日続けることのほうを優先するので別のことをかく。)

第二百十日でも触れたが、火乃絵は文学と呼ばれるものに対してひとつしたの段階にいる、ひのえが文学と出会ったのは十七歳で original の65th 文化祭がおわってからのことである、それまでに中学高校と5年間していた文実をもういちどということでしぜん火乃絵は火乃絵が文学を知らなかったときの火乃絵にとどま

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