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「見つめる愛」:愛の詩(テキスト版)

まえがき
 この日本の地で 発展途上国の子供たちのことを思い浮かべて
「詩」を創作していた頃、いくつかの詩が生まれたのですが、
その中でも、特に強いテレパシーを受けて創作した詩があります。
 発展途上国の男の子がひたむきに家族のことを思い必死に暮らしている
様子が、宇宙の兄弟たちを介して伝えられたとき、ことばにならない深い想いが伝わってきて、たくさんの涙を流しました。この詩は、世界中の人々へ
伝えたいという想いが募り、お金を払い英語バージョンに翻訳致しました。
 この詩が世界平和のために役立つことを祈っています。

「見つめる愛」:愛の詩

その子は 人が 痛いのは いや だった

その子は 人が 痛いのが 見ていられなかった

その子は いつも 何とか しなくちゃ と

独り言 を いいながら この リヤカーを 押している

その子は 今日も 暑い炎天下 靴が破けて 裸足 なんだ

熱いけど もっと 大変な みんなの ことを 考えて

歯と歯の間に つよく 両唇(りょうくちびる)を切れるようにぎゅーっと

押し込んでいる

肩までもあるリヤカーを ひとりで

喉が渇いたとも誰にも言わず しっかりと 掴み 下を向き

家族の無事を 念じている こんなに小さいのに 笑うこともなく

ただひたすら に 気を抜かず

家族の 無事を 念じて いるんだよ


木陰で休憩をして

石ころ を 足の親指で はさんでいるとき

石の隙間から ビー玉 が 一個 でてきた

かがみ込んでいる

今日 はじめて 白い歯を 見せた よ

きっと 昔 お友達 と 遊んだことを

思い出し たんだ ね

夕暮れ の 空 から

  まってろ よ  ぼうや

と しっかり  そのぼく を 見つめて いる よ


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