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遊戯王デュエルリンクス GRフェス 2023 NOV. 銀アイコン獲得したときの感想


 遊戯王デュエルリンクスにラッシュデュエルが実装されてから初のアプリ内公式イベントで、27位で銀アイコンを獲得出来たためその時の所感を雑に、殴り書き感覚で書いていきたいと思います。


・使用デッキ

厚型ドラゴニックレゾナンス


 ドラゴニックレゾナンスを選んだ理由は、単純に環境デッキの中でまともに組めるパワーデッキがこのデッキ以外無かったからです。GRフェス2ndが始まる前から他に候補としてエンシェントグッドスタッフを考えていましたが、カードが足りないのでまともに調整出来ませんでした。
 デッキを若干太らせて33枚に厚くした理由は主に以下の理由です。
①下級枚数を太らせてアドバンス要員を出来るだけ確保したい+下級モンスターのガス欠を予防したかった。
②上級ドラゴンをしっかり入れつつ、魔法・罠もそれなりに積みたかったので、安定感を考えて薄型に出来なかった。
③"ロングゲームになった時"にデッキ枚数に余裕が無くなって攻めづらくなる+攻めざるを得ない状況になるのが嫌だった、相手にデッキ枚数のケアをさせてイージーゲームにしたくなかった。


 ①は文字通りの意味ですが、このデッキは周知の通りデッキ枚数がごりごり削れて息切れしやすいです。事前調整でデッキ枚数に係わらず下級を一定枚数以上積む必要があると考えていたので、テンプレ構築の型に加えてレッサードラゴンを2枚入れています。
 ②は上級ビートも罠ビートもしたい欲張り思考でデッキ構築した場合、言わずもがな比率的に事故るのでバランスを考えて厚型に。
 ③はロングゲーム前提の話ですが、デッキ枚数でアドバンテージを取られて対戦相手に楽をさせたくなかったのもありますが、重要なのは"攻めざるを得ない状況"に追い込まれるのを嫌った方です。薄型のレゾナンスを使っていると時々、相手の伏せがほぼほぼ死霊の束縛もしくはグレイモヤだと分かっていてもデッキ枚数に余裕がなくて行かざるを得ない状況に出くわします。事前調整の段階でそれが嫌だったんですが、33とかこれくらいの枚数に太らせるとスレイヤー含めたバック除去を引くために1ターン待ちが出来ます。攻撃反応を喰らってターンを返したら高確率でキルを取られるミラーでこの動きが出来ると、ものすごいストレスフリーです。最終的な勝敗にどれだけ影響したかは分からないですけど。


・事前調整で感じたこと

 調整は主に月初のランクマとGRフェスの1stでやっていました。特に月初のランクマは構築が強い人がたくさんいたのでめちゃくちゃ勉強になりました。具体的には、エンシェントって死霊に強いしレゾナンスにちょっと強いから戦い方と構築を考えなきゃいけないなーというのと、2500打点が並びやすく死霊がケア出来るグッドスタッフはレゾナンスに強いからセカンドでワンチャンあるんだろうな~とか考えてました。(蓋を開けてみればワンチャンどころでは無かったんですけど)ロイヤルデモンズも強いなーって思ってましたが本戦ではあまり見ませんでしたね。
 これら色んなデッキを試したかったんですが前述の通りカードが無いのでレゾナンス1本で行くことに。まずは早い段階で自分には30枚のレゾナンスがしっくり来なかったのでどれだけ厚く出来るか色々試しました。


 まずは、37~39枚くらいの厚型。

全部やりたい+事故りたくもないから下級も極力太らせて試した型です。当時はバランス良く引ければ厚型が最強だなーなんて思ってました。実際感触は良かったのです。ただ、それは都合良く、バランス良く引く、というのが大前提でした。仮に初手でバランス良く引けたとしても2ターン目以降の大量ドローの質が悪くなって事故る確率が高まるので、毎ターン都合良くディスティニードローが前提で、薄型よりも毎デュエル事故る危険性があることに気づきました。この学びで、初手が最も重要視されるスピードデュエルと違って、初手でゴリハンは必ずしも重要ではない2ターン目以降の大量ドローの質も考えて構築するべきだとランクマに教え込まれます。実際こちらの大量ドローは事故って、相手の質の高い大量ドローで捲られる、を何戦も経験しました。痛みによる学びです。


 次は36枚の厚型。

  

 あまり変わってないように見えると思いますが、上級ビート+罠ビートを諦めたくなくて迷った結果です。体感で言って若干事故率は下がりましたが、厳しいハンドを引かされる状況はあまり変わらず。ここでようやく、どれだけ厚くしても積める上級と魔法・罠の枚数は限られているという結論に達します。同時に、大量ドローのどこかでいつか事故るなら上級の枚数抑えても良くない?上級は最悪2ターン目以降に引ければいいやとなって前述の33枚構築に至ります。33枚なのに上級が7枚だけなのはこういう理由です。正確に言うと2nd初日は精神安定剤的にこの厚型を使ったりしてたんですけど、結局33に落ち着きました。ちなみに、今は35枚くらいまでは許容範囲だと思っています。


・GR 2nd本番

 セカンド本戦は皆さんも経験した通りだと思いますので、端折って書きますが、3日目3万帯で5連敗した以外は勝ったり負けたり、時々連勝しながら順調に右肩上がりにDP推移していきました。初日は誰もが予想していたと思いますがほぼレゾナンスとマッチング。2戦に1回と言っても過言じゃないレベルでとにかく当たる。2日目、レゾナンスよりもエンシェントの方が多くない?となって死霊とザ☆バリアの枚数を1:2で調整しながらデュエルしてました。グッドスタッフ、ヤメルーラ、ロイヤルデモンズ、その他のデッキの比率も明らかに高くなって死霊が微妙になって行きました。それとエンシェント対面が増えて感じたことですが、エンシェントはデッキの性質上1~2枚のドラギアスを引く以外3守備を超えてライフを取ることが出来ないので、こちらは相手の場に攻撃反応罠っぽいカードが伏せてあれば無理をせずに3守備もしくは2守備+攻撃反応罠で耐えてバック除去札を引いてから勝負に行くみたいなプレイングをしてました。この動きをすると相手が魔法・罠を引いて伏せるか、もしくはドラギアスなどの上級を引くまで手札を減らせず毎ターン1~2ドローに収まってドローの質が悪くなるので、こちらが上振れドロー出来ればワンチャンス生まれます。ここは厚型の利点が出たかなと個人的に思っています。
 2日目からに関しては本格的に33枚構築だけ使っていたので、その時に思ったことですが、レゾナンスの死者転生はとにかくめちゃくちゃ強いです。スレイヤーの再利用、ツインエッジ持ってきて打点足らせる、ハンドが事故った時に下級持ってきて上級アドバンスでとりあえず凌ぐ、セットして相手のバック除去の的にする等やれる仕事がめちゃくちゃ多いので罠減らしてでも積んでいいかなとか思ってました。
 3日目はまた一変してレゾナンスミラーの連続。死霊を2~3枚にして41000まで突っ走りました。



 そんなこんなで最終をなんとか27位で終えることが出来ました。ラッシュデュエルは紙の方は未経験でデュエルリンクスで本格的に触りましたが、初期のカードプールにも関わらず、メタが回って色んなデッキに可能性があって環境も動いていて、KC特有の醍醐味もあって面白かったなと終わってみて思います。次のラッシュデュエルのGRフェスはまだ走るか決めていませんが、課金欲が続けばまた挑戦したいと思ってます。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。


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