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本当の「自由」と「価値創造」をめざして|ターン・アンド・フロンティア高野さんとの対談[前編]
私が保険コンサルタントとしてキャリアをスタートさせてから、15年以上が経ちました。
この間、数多くの出会いがありましたが、なかでも「株式会社ターン・アンド・フロンティア」の創業者である高野さんとの出会いは、私の人生を大きく変えるものでした。
私たちは異なる業界で活躍していますが、「自由」や「価値創造」といった共通の理念で結ばれています。
…ということで今回は、高野 博史さんとの対談の様子をお届けします。
この対談を通じて、皆様にもビジネスにおける真の信頼関係の価値や、互いに高め合えるパートナーシップの重要性について、何かを感じ取っていただければ幸いです。
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ビジネスを超えた信頼関係の始まり
日野:高野さんがターン・アンド・フロンティアを立ち上げられたのは2006年でしたよね。私は2009年にこの業界に入って、知人の紹介で高野さんをご紹介いただいた。それが出会いでしたね。
高野:そうですね。当時は四ツ橋にある小さなオフィスでした。
日野:あの頃のことで鮮明に覚えているのが、私のiPhoneがおかしくなって連絡先が全部消えてしまったときのことです。あの瞬間は本当に頭が真っ白になりましたね…保険コンサルタントにとっては致命的な出来事でしたから…でもそこで、高野さんがサクッと直してくださって。
高野:ああ、そんなこともありましたね。
日野:もう高野さんは救世主、命の恩人だと思いました。何でもないことのようにパパっと直してくださって、本当に感謝しています。感動して、そこから「この方には絶対恩返ししなければ」と強く思ったんです。
感謝と尊敬から生まれた協力関係
高野:いやいや、そんな大げさに言わないでください。スマホを直しただけなのに(笑)。
日野:いえいえ、もちろんそれだけじゃないんです。高野さんの独自の発想に、私は当時からとても刺激を受けていました。確か、その頃はセカンドライフもやっていらっしゃいましたよね?
高野:ああ、ハマっていましたね。セカンドライフで主要な土地を持っていて、家賃がどんどん入ってくるような話をした記憶があります。
日野:そうそう、とても楽しそうにされていて。高野さんはそういう新しい情報をたくさん持っていらっしゃって、常に私に共有してくださる。だから本当に師匠というか、心の底から凄い人だなと当時から思っていました。
一方で、私は何も恩返しできていないなと感じていて。それで、自分にできることは何かと考えて、高野さんにお客様を紹介させていただいたりしていました。
高野:そうでしたね。当時はGoogle Apps(現GoogleWorkspace)を販売していて、自社もじわじわ成長している時期でした。今とは比べものにならないくらい忙しかったですね。
でも、あの時からずっと、僕自身は営業面で日野さんを見習わなければいけないと思っていましたし、実際周りにもそう言っていたんですよ。
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新鮮な出会いから特別な関係へ
日野:えー、そうだったんですね。その頃はまだ駆け出しで、本当にいろんな方に支援していただいていた時期でしたから。なんだか恥ずかしいです(笑)。
高野:あの頃、私は経営者の集まりによく顔を出していたんです。そこで名刺交換をすると、ほとんどが保険の営業の方でした。当然、様々な保険の話を持ちかけられることになるわけです。
そんな環境にいたからこそ、日野さんの姿勢がとても新鮮に感じられたんです。保険の専門家なのに、保険の話をあまりしない。正直、この人は一体何を目的にしているんだろうと思ったものです(笑)。
日野:そうですね(笑)。実は営業に関しては、当時の上司からセールスとコンサルティングの違いをしっかり教え込まれていたんです。そのおかげで、他の保険の方々とは少し違うアプローチをしていたかもしれません。私たちの仕事は、単に保険を売ることではなく、お客様の課題を解決することだと考えていました。
高野:なるほど。そういうところも考え方が合っていたのかもしれませんね。
日野:そうですね、高野さんとの関係を一言であらわすと…「特別」ですね。最初にスマホのトラブルで助けていただいたこともありますが、それ以上に一緒にいると楽しいし、お話も上手で、いつも新しい知識を与えてくださる、私にとってはとても大切な方。
本当にお世話になっていたので、私も何かお役に立てることがあればと思っていたんですが、正直なところ高野さんには困りごとはありませんでしたね。何でも自分で解決できる方、そんなところも尊敬します。
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共通の価値観から深まる絆
日野:そこからしばらく経って、本格的に動き出したのはもう少し後だったと思います。現在のターン・アンド・フロンティアの社長である大久保さんが、私と高野さんをしっかりと繋いでくれましたね。
大久保さんは本当に真面目で素直な好青年で、営業マンとしても優秀な方でした。 そんな彼から「もう今の会社を卒業したい」と相談されたので、「それなら高野さんのところに行ったら?」と声をかけたのを覚えています。
高野:そうそう、それから3人で食事に行ったりしましたね。あの時はまさか大久保さんに社長を任せることになるとは思ってもいなかったけど…
日野:でも、いずれは誰かが前に立って、自分は後ろに下がりたいとは思っていましたよね。
高野:そうですね。経営には興味がないから、ずっと誰か社長をやってくれないかなとは思っていました(笑)。お金を増やすことには興味があるけど、会社経営には興味がないし向いていないんです。
日野:そういう価値観も似ているなと思っています。「社員を増やして会社を拡大していこう」ではなく、いかに「自分らしい自由を手に入れるか」という考え方。 そんなところも面白くて共感できるし、スッと自分の中に入ってくるんです。だから高野さんに色んな方を紹介したいし、お役に立っていきたいと思えるんですよね。
高野:日野さんの紹介というだけで安心できるのは日野さんの強みですよね。ある程度日野さんのフィルターがかかっているから、大丈夫だと思える。その安心感は大きな魅力のひとつだと思います。
高野さんとの15年にわたる歩みを振り返ると、改めて多くの思いが胸に込み上げてきます。次回の対談では、私たちが大切にしている価値観や、これからの時代に向けての展望について、さらに深く語り合いたいと思います。皆様にもその対話から何か感じ取っていただければ幸いです。