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noteの"固定記事"についてちょっと真剣に考えてみる


みなさんは自分のページに何か固定記事を設定しているだろうか。
そして、設定している人はどんな記事を固定しているだろう。

色々な人のクリエイターページを見ていると、目に止めて欲しい記事や、何か物を売っている人はその宣伝記事などを固定にしている人が多い。
そうではない人は「自己紹介」の記事を固定している人が多いのではないだろうか。


noteノウハウのような記事の中でも「自己紹介記事を固定表示して、自分がどんな人がまず知ってもらおう!」というようなことが書かれているものも多い。

ほうほう、そういうものなのか。
と、最初は思っていた。
しかし私は、自分の自己紹介のような記事を固定記事に置いたことは今まで一度もない。

確かにどんな人なのか、何をしている人なのか、その人の今まで生きてきた道や人柄、人生観などがわかれば、その人自体に興味が湧き記事を読んでみたくなる、というのは理解できる。
しかしnoteには一番最初に140文字の自己紹介を書くところもあれば、トップページにプロフィールページの設定もできる。
それであれば、固定記事には何か違う役割を持たせる方が有効的なのではないかと私は思う。

それにたとえその人に興味が湧いたところで、面白いかどうか、記事を読みたいかどうかはその人自体ではなく、更新される記事の内容にかかっているのではとも思っている。

そこで、noteの固定記事における自己紹介以外の効果的な記事とは何だろうかとちょっと真剣に考えてみた。


【スキが多い人気の記事を固定する】

これも自己紹介の次に多い気がする。
自分の記事の中で一番読まれている記事やスキをたくさんもらったイチオシを固定しておく方法だ。
たくさんスキがついていると、お?面白いのかな?と興味を持ち、誰しもちょっと読んでみたくなるだろうと思う。


【スキを増やしたい記事を固定する】

先程のケースとは逆で、あえてスキがついていない記事を固定する。
自分の中では、うまく書けた!だったり、もっとスキをもらえるような自信があった!と思ったのに案外そこまでの反響はなくあれ?と肩透かしのような気持ちになった記事をそっと固定しておく。
固定表示は良くも悪くも一番目に入る場所であり、一番スキが得られやすい所でもあると思う。
”自分の記事にリアクションしてくれたから”とお礼の気持ちでその人のクリエイターページに飛び、一番最初に固定されている記事にスキを押すという人も中にはいるだろう。

そういった意味でも固定にした記事はコンスタントにスキがもらえると思うので、もっと目に触れてほしい記事がある時やスキが増えてほしいなぁと思っている記事を固定するというのは1つの手段だと思う。
固定してもスキが一向に伸びない場合は、確実にその内容に原因があると思われるので、自分はイケると思っていたが実は訳のわからないことを書いていないか、どうして魅力がないのかと考察し直す指針にもなるかもしれない。


【コンテストに応募している記事を固定する】

必ずしもスキの反響がコンテストの賞に直結しているとは限らないが、スキの数を加味すると明記されているコンテストも中にはある。
多くの人に見てもらえるという意味でも、該当コンテストの開催中や審査中の間は応募した作品を固定するというのもコンテストに力を入れている人にはいい方法かもしれない。


【定期的に固定記事を変える】

そしてこれが、私の固定記事の方針であり、他の人もやってくれたらいいのになぁと思っている方法だ。

自分がフォローしている中でもすごく好きなお気に入りの作家さんというのがみなさんもいると思うのだが、膨大な数のクリエイターがいるnote、1人のクリエイターページ内だけでもたくさんの記事がある中、すべての投稿を見るというのはなかなか難しい。
何年も書き続けている人のページなどは特にそうだ。
そんな時に、その人のページの固定記事が定期的に変わっていたら、最新の記事はもちろん、その固定記事にも私は足を運ぶと思う。

また、ふとnoteからおすすめされた記事を読んでいて、面白かったなぁと思い、プロフィールページに飛んだら「あーこの人、あの記事を書いてた人か〜」となるというのも私はよくある。
そしてその場合、大体その人の固定記事や最新の記事というのは既に読んでいることが多く、そんな時私はこう思う。
「もっとイチオシはないのだろうか。他の面白い記事も知りたい!」と。

時間がある時はどんどん過去の記事を読んだり、下の方に出てくる「このクリエイターの人気記事」なんかも読んだりするのだが、私は本人の推している記事というのも知りたい。
そしてそれが同じようにスキ!と思った時に、この人とは感性が近いのかもと感じたり、この人やっぱりいい文章を書くな〜と思ったりするのだ。

そういうわけで、定期的に固定記事が変わっていたら「おっこれ読んだことないぞ」と掘り出し物を見つけた時のようにワクワクするし、ずっと同じ表紙のものが置いてあるよりも、模様替えをするように変わっていく方が、読み手がクリエイターページに訪れた時に楽しいのではないかという勝手な思い込みで、そして自分的には、あのこれ...どうぞ、あともしよかったらこれなんかも...!という気持ちで、私は定期的に固定記事を変えるようにしている。季節メニューのようなイメージだろうか。


固定記事。
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